内容説明
黄金比、オイラーの多面体公式、フィボナッチ数から始まり、ゼータ関数まで、数論を意識した題材を選んだ解析学の好著。オイラーやガウスをはじめ歴史上の著名な数学者が取り組んだ問題を紹介。数論のエレガントな定理が、微積分を用いてどのように計算されるのかを中心に解説。理論だけでは分かりにくい解析学の概念が自然に身についていく。数学のおもしろさを再発見できる本。
目次
第1章 黄金分割
第2章 実数列と実級数
第3章 リーマン積分と対数関数
第4章 代数学的応用と数論的応用
第5章 無限級数による関数の構成
第6章 初等解析学の真珠