出版社内容情報
『猫めくり』にご応募頂いた写真の中から厳選した写真を見て、感じたことや思い浮かんだことを短歌として書き下ろした猫短歌フォトブックです。
内容説明
猫を見ているとなぜ歌を詠みたくなってしまうのだろう。歌人・仁尾智が写真を詠む!猫短歌集。
目次
季節のうた(春;夏;秋;冬)
猫讃歌(喜怒哀楽)
著者等紹介
仁尾智[ニオサトル]
1968年生まれ。歌人。1999年に五行歌を作り始める。2004年「枡野浩一のかんたん短歌blog」と出会い、短歌を作り始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あじ
12
看取り短歌【また猫と 猫の挽歌集】が陰なら、こちら【猫と写真と短歌と僕と】は陽ですね。陰陽どちらの面であっても、猫と暮らす幸福が詠まれているのは変わりありません。本来イカ耳は猫によるマイナス表明だけど、飼い主からしたらたまらなくかわいくってね。私もですよ「めんこだね、めんこだね」と目尻を下げて擦り寄っていってしまうの。そしてこの一句「また外で二匹の猫の唸り声 猫には猫の“春闘”がある」には痺れましたね。可笑しみたっぷりじゃないですか。 2025/05/17
だいふく
7
猫の写真を見て詠まれた短歌→猫短歌フォトブック。 私は写真を先に見てから短歌を読みました。p.12「陽光に〜」の歌がとても好き。p.100「大好きな〜」、猫に覗き見されたい!2025/04/24