内容説明
均等論を主題にした本書初版は、実務に大きな影響を与え、ついに最高裁を動かした。初版以来の特許法のさまざまな改正に目配りを利かせつつ、最高裁平成10年判決の検討と欧米の最新情報を主軸に補論を加えている。特許実務に欠かせない1冊である。
目次
序論 特許制度論(特許発明の保護範囲のための基礎理論;特許制度の基本的性格;特許制度と保護範囲 ほか)
本論 特許発明の保護範囲の理論(特許要件(保護適格)の審査
特許請求範囲と保護範囲
ドイツにおける保護範囲の確定について ほか)
新版補論 特許権侵害訴訟における均等判決例の研究―その比較法的考察(最高裁平成10年2月24日無限摺動用ボールスプライン軸受事件判決の評釈;いわゆる機能的クレームにかかる特許発明の保護範囲―制限的均等(いわゆる逆均等)の解釈法理
米国ヒルトン・デービス事件最高裁判決およびアメリカ特許法112条6項の均等について ほか)
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