出版社内容情報
モデル会社のストーリーを通じて、財務・会計の知識を解説。PBRの向上・改善をどのように進めていくか、それに伴う社内体質見直しをどのように行うか、実践方法がわかる。
内容説明
東京証券取引所より、「PBRが継続して1倍を下回っている企業」には改善計画の開示が求められることとなり注目されている「PBR」ですが、この数値を向上させるのは容易なことではありません。本書では、モデル会社(泰天社)のストーリーを通じて、財務・会計の知識を適宜解説しつつ、PBRの向上・改善をどのように進めていくか、また、それに伴う社内体質の見直しをどのように行うか、実践的なやり方について言及していきます。
目次
第1章 PBRとは?(PBRは、経営に対する評価指標;なぜPBRが注目されているのか?―市場の魅力の改善は急務 ほか)
第2章 PBR改善の大きな道筋(PBR=ROE×PER;稼いだおカネをどのように活かすか ほか)
第3章 PBR改善を契機に社内体質を見直す(成長のための基盤と規律の整備;収益基盤・事業売却・成長投資の規律 ほか)
第4章 ROIC経営の落とし穴(ROICによる分析:事業ポートフォリオの見直し;事業に応じてWACCは異なる;事業ポートフォリオ)
著者等紹介
藤田泰介[フジタタイスケ]
東京大学経済学部経営学科卒業、ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネスMBA。ホギメディカル株式会社最高財務責任者(CFO)、株式会社鴻池運輸社外取締役、合同会社フジタや彬彬代表。監査法人トーマツを経て、スパークス・アセット・マネジメント、タイヨウ・パシフィック・パートナーズ、アムンディ・ジャパンにて日本株ファンドを運用。多数の上場企業に対して企業価値向上の提言を行う
樋口達[ヒグチワタル]
東京大学経済学部経済学科卒業、弁護士、公認会計士、公認不正検査士。大手門法律会計事務所代表パートナー。丸紅建材リース株式会社社外取締役(監査等委員)、オルガノ株式会社社外監査役、アドバンス・レジデンス投資法人執行役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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