出版社内容情報
注目されるカゴメの人事改革=生き方改革がわかる待望の書!各施策の背景、ねらい、要点、改革のプロセス、CHROに求められる経験や能力、役割をわかりやすく解説。
内容説明
戦略人事とサステナブル人事は両立可能だ!人的資本、戦略人事、サステナブル人事、CHRO、ダイバーシティ推進、グローバル人事、サクセッションプラン、副業…知りたいことすべてがここにある!注目されるカゴメの「人事改革=生き方改革」を実現する施策の背景や意図、つながりを深堀りする待望の書!
目次
第1章 戦略人事とサステナブル人事
第2章 有沢哲学が生まれるまで
第3章 カゴメの人事改革の背景
第4章 カゴメの戦略人事改革
第5章 カゴメの生き方改革(サステナブル人事の実現)
第6章 コーポレートガバナンス・コードを人事改革に活かす
第7章 CHROに求められる経験・能力
第8章 人事改革の原則
著者等紹介
有沢正人[アリサワマサト]
カゴメ株式会社常務執行役員CHO(最高人事責任者)
石山恒貴[イシヤマノブタカ]
法政大学大学院政策創造研究科教授。一橋大学社会学部卒業。産業能率大学大学院経営情報学研究科修士課程修了、法政大学大学院政策創造研究科博士後期課程修了。博士(政策学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cozy
7
銀行・HOYA・AIU保険会社・カゴメ各社で力強く人事革新を推し進めてきた著者が今まさに推進中である「カゴメ人事改革」の本質的&具体的内容を紹介。組織のリーダーとして人的資本経営の導入を始めておりその考え方などとても参考になった。「HOWではなくWHY/WHATの軸で考えること」まさしくその通り。自組織での展開をイメージしてパワーポイント3枚にまとめた。一緒に向き合うリーダーの皆さんとも共有と議論を重ね良い組織につなげていきたい。2022/11/24
Shihomin
6
(アプリでヒットせずコメント登録したがURL教えて頂き改めて登録) 人事界隈で有名なカゴメの有沢さんと法政大学石山先生の共著。 サステナブル人事、コーポレートガバナンスコードと昨今の流れにマッチしている。カゴメだから出来た事もあるだろうが実践内容が興味深い。 CHROに求められる経験と能力、言ってる事は分かるが理想が高い…2022/10/20
でじきち
5
❶戦略人事:人事施策を通じて社員の独自性に富む付加価値を創造し、企業の競争優位を構築すること。CHROの自社ビジネスの深い理解が肝❷サステナブル人事:目指す目標を利益に限定せず、社員•地球環境•様々なコミュニティに良い影響をもたらす人事◆How真似しても不毛、応用効くのはWhat(施策で何を実現しているか)Why(何故その施策を実施したか)◆人事異動はアート。印象でなく一人一人の異動が将来見据え完全に説明つくべき◆人事はコンプラやガバナンスに最も厳しく◆事業部顔色伺うHRBP×◆人の痛みを理解しながら改革2024/05/21
ctr-wan529
3
カゴメのCHO有沢さんのこれまでのキャリアとカゴメで行った人事改革についてまとめられた本。有沢さんの名前はあちこちよく見ていたが、初めてどんな方か知った。優秀で情熱のある方なんだなぁ。戦略人事とサステナブル人事は対立・葛藤する要素があることを前提にそれでも両立させる価値がある。人事以外の知識、経験も重要。人事として押さえなければいけないポイント(グレートリセット、ISO30414、人材版伊藤レポート2.0など)もまとめられており、これから人事施策を検討する上で、バイブルとして手元に置いておきたい。2024/09/01
みゃんぱ
3
CHRO的な仕事の仕方について、よくイメージ出来た。有沢氏は人事に限らず本当にビジネス分野での経験が豊富。経験値が全く違う‥と少し圧倒されるが、最後に「誰もが有沢氏のような経験を積めるわけではないが、似た経験や知識を得ていくことはできる」というようなことが書いてあって少しホッとした。なお、こういう本を読めば読むほど、自分の働いている組織のヤバさがよく分かってくる笑。2023/08/27