内容説明
企業間競争の焦点は、品質やコストが自明の前提となり、競争相手からは得られない“違い”や“付加価値”を有する製品やサービスの提供へと変化している。この違いや付加価値とは、その製品やサービスに加えられた新しい情報であり、知識に他ならない。第3巻では、付加価値創造型あるいは知識創造型社会への転換のなかで必要とされる人材とその開発について解説する。
目次
第1章 人事労務管理から人材資源管理への発展
第2章 日本的能力主義と階層別研修
第3章 経営戦略と人材育成
第4章 企業内教育の新たな展開
第5章 管理者の能力開発
第6章 営業職の能力開発
第7章 技術職の能力開発
第8章 非正規従業員の能力開発と活用
第9章 中高年齢者の能力開発と活用にむけて
第10章 女性の能力開発
第11章 経営のグローバル化と人材育成
著者等紹介
石井脩二[イシイシュウジ]
日本大学大学院グローバル・ビジネス研究科教授。1941年生まれ。1974年九州大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。同年駒沢大学経済学部専任講師。1978年駒沢大学経済学部助教授。1984年駒沢大学経済学部教授。1999年日本大学大学院グローバル・ビジネス研究科教授、現在に至る
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