出版社内容情報
国際的な租税回避が注目を集め、我が国でも毎年大きな法改正が行われている。実務家から学生までを対象に、複雑な制度を具体的かつ明快に解説することに主眼を置いている。
内容説明
最新情報に基づいて、国際課税ルールの全体像が正確に理解できる。経済のグローバル化・デジタル化に対応して変貌を遂げる諸制度を、具体例により明快に解説する。
目次
第1部 国際租税法の考え方
第2部 非居住者・外国法人の日本における経済活動に対する課税
第3部 居住者・内国法人の外国における経済活動に対する課税
第4部 国際的租税回避への対応
第5部 国際電子商取引に対する課税
第6部 国際課税における手続
著者等紹介
藤本哲也[フジモトテツヤ]
1987年東京大学法学部卒業。同年、大蔵省(現・財務省)入省。1991年シンガポール国立大学経営大学院修了(経営学修士MBA)。1993年福岡国税局佐世保税務署長。法務省、主計局を経て、主税局税制第三課、同局税制第一課で勤務。その後、内閣府、金融庁を経て、2004~2007年中央大学法科大学院特任教授(租税政策論、国際租税法等を担当)。2009年より公正取引委員会事務総局勤務。経済取引局調整課長、経済取引局取引部企業取引課長、審査局第二審査長、審査局管理企画課長、官房総務課長を経て、2018年近畿中国四国事務所長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。