内容説明
会社法施行およびそれに伴う会計・税務の規定の整備により大きく変貌を遂げたストック・オプション。本書ではその設計から、会計・税務処理まで解説しています。まず本書の前半では、ストック・オプション制度の概要、会計処理、税務の取扱い、そして制度設計の基本となる評価方法について解説しています。そして、後半では、実際にどのような目的でストック・オプション制度を活用するかという観点から、ストック・オプションを使った報酬パッケージの設計例を8ケースに分けて記載。それぞれのケースについて、設計上のポイント、会計処理、税務上の取扱いを解説しています。
目次
第1章 ストック・オプションの概要
第2章 ストック・オプションの会計・開示
第3章 ストック・オプションの税務
第4章 ストック・オプションの公正な評価単価の算定方法
第5章 ストック・オプションと企業統治
第6章 ケース別 ストック・オプションの制度設計と会計・税務