内容説明
5つの大学院の課程を経験した著者が取材をもとに作り上げた完全ガイド。
目次
社会人大学院の概要
社会人大学院の合格倍率
社会人大学院に通っている人
社会人大学院に通っている人の目的と満足度
社会人大学院の授業の形態
社会人大学院の通学費用
勤務先との関係
自己啓発のための宅建などの資格取得と修士号取得の比較
研究計画書の重要性と書き方
大学を卒業していない人のための対策〔ほか〕
著者等紹介
関水信和[セキミズノブカズ]
1952年生まれ。慶應義塾大学商学部卒、多摩大学大学院経営情報学研究科修士課程修了、中央大学法学部卒、同大学院法学研究科博士前期課程修了・後期課程修了単位取得、東京大学大学院工学系研究科修士課程技術経営MOTコース修了単位取得、千葉商科大学大学院政策研究科博士課程修了、博士(政策研究)。三井住友銀行ビジネス営業部部付部長、持田商工法務部長など歴任。聖学院大学非常勤講師、税理士(東京税理士会所属)、株式会社ゲノム創薬研究所アントレプレナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きいち
30
大手銀行員だった著者。草創期の社会人大学院への進学をかわぎりに、異動などによる職務変更と新たな分野での学びを繰り返して専門をつみかさね、オリジナリティを構築していく姿は、社会人の学びの一つの理想形。65歳、おそらくは、会社どっぷりだった人びとよりずっと人生100年に適応してそう。異動という他者からの影響を、外での学習を用いて個人のキャリアへと取り込む、その過程は参考になる。◇本自体は、それら著者の体験に自身の論文の抄録、何人かの事例に文科省データやリストなど雑多な詰め合わせであまり編集はされておらず注意。2017/09/22
カッパ
14
一回書いたのに登録できなくて悲しい。資格だけではなくこのような方法もあるのだと再確認できたのはうれしい。2019/02/05
ノリピー大尉
9
もう一度勉強したくなり、通信制大学を調べるために通読。仕事を持ちながらだと、相当の熱意と覚悟がないと難しそう。2019/02/24
らっそ
7
著者は都銀在籍中に大学院を2校も修了された方なので、そのままを参考にできない。授業と勤務の兼ね合いや論文執筆時の困難などをもっと知りたかった。大学院の研究対象は業務内容に親しいものに限定すること、自己啓発の手段として大学院・通信制大学は最適であること、この二点は共感できる。自分がやってきたことが間違いでもないと思えた。2018/11/20
味見
1
趣味でも一生学び続けられる技術を身につけたい、と思っていろいろ調べる中で、大学院修士までで得られる研究経験が求めているものに近そうだと感じ、通読。 社会人大学院生として入学したい場合は、研究テーマを仕事と結びつけ、どう役立てていきたいのかを語れることがまずは重要だと感じた。2023/09/23