内容説明
本書は、初めて経営分析を学ぼうとする学生諸君と、企業で経営分析を必要とする実務家の方々に絶好の手引書あるいは参考書となるよう、できるだけわかりやすく体系的に構成している。本書の内容は、第1章と第2章で総論部分として、まず現代企業の経営環境と経営分析の意義・目的を示してから、次に決算財務諸表の概念と基礎構造を概説した。第3章から第6章では、各論部分として経営規模・成長性の分析、流動性・資金の分析、収益性の分析、生産性の分析を説明し、ST社の財務諸表について分析したそれぞれの数値が、どのようなことを意味しているかを詳細に解説した。