内容説明
はじめての中国企業との取引や中国進出でもこれだけ読めば安心。忙しいビジネスパーソンが手軽に読めるようまとめられた本。
目次
第1章 はじめての中国企業との取引(契約書作成の重要性;取引相手の信用調査;営業許可証と批准証書;会社の代表権;紛争解決条項;準拠法の選択;ライセンス契約締結の際の注意点)
第2章 中国への進出(中国への進出;会社の種類;外資による出資比率の制限;現地法人の設立手続き;菫事の派遣人数の問題;合併企業の役職;登録資本と投資総額;払込期限と現物出資;合併会社からの撤退)
第3章 中国の不動産は、どうなっていますか?(中国の不動産制度の概要;賃貸借契約の注意点;借りている物件が譲渡された場合;外国人の不動産購入)
第4章 現地で人を雇うことになったら(労働契約締結時の注意点;従業員の解雇;労働契約を修了・解除できない場合、労働組合の解除手続きへの関与;労働契約の更新(固定期間労働契約と無固定期間労働契約)
経済補償金
派遣契約
守秘義務、競業避止義務)
第5章 知的財産権が不安です(抜け駆け商標登録;商標権侵害;模倣品を発見したら;職務発明)
第6章 ビジネスマンのための中国法(製造物責任;中国における賄賂;独占禁止法1;独占禁止法2(独占合意)
独占禁止法3(営業秘密の保護))
著者等紹介
甲斐史朗[カイフミアキ]
弁護士。1999年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。2003年中国語研修(北京語言大学)。2010年北京大学法学部修士課程高級進修生。2011年~2012年8月ロンドン大学ロースクール(LLM)に留学。2005年~西村あさひ法律事務所。2010年~2011年同所北京事務所代表
吉崎猛[ヨシザキタケシ]
弁護士、カリフォルニア州弁護士。1995年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。2008年ペンシルベニア大学ロースクール卒業(LL.M.)。2011年大連外国語学院にて長期語学研修課程修了。1995年~1996年日本貿易振興機構(ジェトロ)にて輸入促進業務に従事。2001年~2004年東京の大手法律事務所で勤務。2004年~2006年外務省(任期付公務員)にて経済連携協定(EPA)の締結業務に従事。2008年~2009年ワシントンDCのAlston & Bird法律事務所にて研修。2006年~2011年西村あさひ法律事務所。現在、東京桜橋法律事務所パートナー。現在は、国際取引、国際貿易、対日投資、知的財産権、訴訟等国内外の企業法務全般を扱っている
尹秀鍾[インシュウショウ]
中華人民共和国律師、法学博士。1998年東北財経大学金融学部卒業。2009年慶應義塾大学法学研究科民事法学(商法)専攻博士課程修了。2009年~2012年西村あさひ法律事務所。2010年~2012年慶應義塾大学法学部講師(中国法)。現在は、中国への投資、M&A案件、日本企業の中国での法律問題に関する相談などを扱っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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