合格電験 三種理論

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合格電験 三種理論

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784501109905
  • Cコード C3354

出版社内容情報

現代社会は,電気の存在無しには維持できないといってもいいでしょう.ご承知のとおり電気は便利でクリーンなエネルギーですが,一歩誤ると感電や火災等を引き起こす危険性を秘めています.そのため,電気事業法では一定規模以上の電気設備を備えている事業所,工場,ビル等には電気主任技術者を選任して保安の監督をさせなければならないと定めており,電気主任技術者免状を取得した技術者へのニーズは相変わらず高いものがあります.
 電気主任技術者免状は,一定の基準を満たす学歴と実務経験とで認定を受けるか,国家試験に合格するかのいずれかによって取得できます.前者の認定を受ける方法では,取得単位の内容や実務経験の証明などに関する厳しい基準をクリアしなければなりません.しかし,国家試験に関しては,年齢,学歴,実務経験など受験資格についてなんらの制限もなく,試験に合格すればすぐに免状が取得できます.免状には第一種,第二種,第三種がありますが,手始めに最も取得し易い第3種電気主任技術者免状を取得し,電気技術者としての地歩を固められることをお勧めします.
 本書は,電験第三種の実戦的問題を解くために必要となる重要事項および例題を見開きページに掲載し,さらに章末問題と略解を加えました.大きさもポケットサイズとし,乗物の中や職場・学校の休み時間,家庭内などでいつでも手軽に利用できることを目指しています.限られた紙幅を一杯に利用し,少し窮屈なところもありますが,本書収録の重要事項および問題をマスターされれば試験合格に必要な実力を短期間に身に付けることができます.その反面,試験問題のレベル以前の基礎事項については手薄なところがあるかもしれません.本書で不足する部分については.折を見てテキスト,参考書,技術雑誌等により確認していただければ,さらにゆるぎない実力が身につくものと思います. 本書を有効に利用し,見事合格のされて電気技術者として社会で活躍されますことを祈念いたします.

2001年10月
 著者しるす

第1章 電気磁気
 1.静電気に関するクーロンの法則と電界の強さ
 2.電位,電束密度,電気力線,電束
 3.電気力線と静電誘導
 4.電界と電位差,ガウスの定理
 5.代表的な形状における静電容量
 6.静電容量と静電エネルギー
 7.コンデンサの計算
 8.磁気に関するクーロンの法則と磁界の強き
 9.磁末と電気双極子モーメント
 10.電流と磁気との関係
 11.代表的な形状における磁界
 12.電磁誘導の法則<ファラデーの電磁誘導の法則>
 13.フレミング三指の法則
 14.導体に作用する電磁力
 15.インダクタンス
 16.インダクタンスと電磁エネルギーの計算
 17.磁気回路のオームの法則
 18.磁性体の磁気誘導(磁化)とヒスチリシスループ
   第1章 章末問題
   第1章 章末問題略解
第2章 直流回路
 1.回路計算の基礎-1<オームの法則,抵抗の接続>
 2,回路計算の法則・定理-1
 3.回路計算の法則・定理-2
 4.電力最大の条件
 5.導体の抵抗と抵抗の温度係数
 6.ブリッジ回路と抵抗の等価交換
 7.定電圧源と定電流源
   第2章 章末問題
   第2章 章末問題略解
第3章 単相交流回路
 1.正弦波交流の基礎-1<電圧・電源の表示と計算>
 2.正弦波交流の基礎-2<複素数の取扱いとベクトル図>
 3.交流の回路素子R,L,C,Zと電圧・電流
 4.RLC並列回路
 5.交流の実効値,平均値,波形率,波高率
 6.共振現象-1<直列共振(電圧共振)>
 7.共振現象-2<並列共振(電流共振)>
 8.交流の有効電力P,無効電力Q,皮相電力Sに関する計算
 9.ひずみ波交流
 10.交流ブリッジ回路
   第3章 章末問題
   第3章 章末問題略解
第4章 三相交流回路
 1.対称三相交流の表示
 2.三相結線-1<Y(星形)結線>
 3.三相結線-2<Δ(三角)結線>
 4.三相結線-3<V結線>
 5.三相交流の電力
   第4章 章末問題
   第4章 章末問題略解
第5章 電子の基礎および電子回路
 1.電子の性質と電子の運動-1
 2.電子の性質と電子の運動-2
 3.半導体-1<真性半導体>
 4.半導体-2<不純物半導体>
 5.半導体整流素子-1<ダイオード>
 6.半導体整流素子-2<サイリスク>
 7.整流回路-1
 8.整流回路-2
 9.波形整形回路
 10.トランジスタの基礎
 11.トランジスタ回路-1<各接地方式の特徴>
 12.トランジスタ回路-2<トランジスタ回路の接地方式のまとめ>
 13.トランジスタ回路の計算
 14.演算増幅器回路
 15.電気・電子に関する諸効果(現象)
   第5章 章末問題
   第5章 章末問題略解
第6章 電気・電子計測
 1.指示計器の種類と特徴
 2.指示計器の三要素
 3.測定範囲の拡大<直流計器>
 4.測定範囲の拡大<交流計器>
 5.電力の測定-1
 6.電力の潤定-2<三相交流電力>
 7.誤差および補正と計器の等級
 8.誘導形電力量計
 9.ディジタル計器
 10.波形観測装置<ブラウン管オシロスコープ>
   第6章 章末問題
   第6章 章末問題略解

内容説明

本書は、電験第三種の実戦的問題を解くために必要となる重要事項および例題を見開きページに掲載し、さらに章末問題と略解を加えた。本書収録の重要事項および問題をマスターすれば試験合格に必要な実力を短期間に身に付けることができる。

目次

第1章 電気磁気
第2章 直流回路
第3章 単相交流回路
第4章 三相交流回路
第5章 電子の基礎および電子回路
第6章 電気・電子計測

著者等紹介

山本忠勝[ヤマモトチュウショウ]
東京電機大学工学部電気工学科卒業。第一種電気主任技術者。エネルギー管理士(電気)。職歴は東京電機大学電機学校講師、東京電機大学高等学校講師、日本ジーイープラスチックス(株)真岡事業所電気主任技術者、栃木地区電気使用合理化委員会委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。