出版社内容情報
第二次世界大戦に本格的にはじまった戦車師団の運用について、その構想が計画されていく中、戦車に随伴して戦闘できる装甲兵員輸送車の必要から装甲戦闘車両の設計に長けていたドイツが生んだハーフトラックの傑作、Sd.Kfz.251シリーズ。ハーフトラックは機甲歩兵部隊で効果的に運用され、電撃戦を支えたものの、その戦術を第二次世界大戦中に研究、応用した連合軍が、ドイツを追いつめる結果となったのは歴史の皮肉であった。そのドイツ・ハーフトラックの開発、派生型、訓練と編成、戦術を紹介。
内容説明
第二次世界大戦に本格的にはじまった戦車師団の運用について、その構想が計画されていく中、戦車に随伴して戦闘できる装甲兵員輸送車の必要から装甲戦闘車両の設計に長けていたドイツが生んだハーフトラックの傑作、Sd.Kfz.251シリーズ。ハーフトラックは機甲歩兵部隊で効果的に運用され、電撃戦を支えたものの、その戦術を第二次世界大戦中に研究、応用した連合軍が、ドイツを追いつめる結果となったのは歴史の皮肉であった。そのドイツ・ハーフトラックの開発、派生型、訓練と編成、戦術を紹介する。
目次
設計および開発
バリエーション
訓練および編成
戦術:攻撃
戦術:防御
運用性
著者等紹介
カルバー,ブルース[カルバー,ブルース][Culver,Bruce]
1940年生まれ。長年にわたってプロの医療イラストレーターを勤める一方、第二次世界大戦の装甲車両とカラースキムの歴史についての興味を追求し続けた。IPMSアメリカの現役会員であり、おそらく彼の高く評価されている書籍、パンツァーカラーズおよびパンツァーカラーズ2は広く知られていることであろう。現在ボート社のテクニカルライターである。妻と二人の子供とともにテキサス州在住
ラウリー,ジム[ラウリー,ジム][Laurier,Jim]
ニューハンプシャー州生まれ。1978年にコネチカット州のパイアー美術学校を優秀な成績で卒業する。以来フリーのイラストレーターを続け、伝統的なあるいはデジタル技術を用い、広範な分野で業績を上げる。航空および陸上双方の軍事ものに特別な興味を持ち、アメリカ航空アート協会、ニューヨーク・イラストレーター協会、アメリカ戦闘機エース協会特別会員
山野治夫[ヤマノハルオ]
1964年東京生まれ。子供の頃からミリタリーミニチュアシリーズとともに人生を歩み、心も体もすっかり戦車ファンとなる。編集プロダクションに勤め、PR誌編集のかたわら、原稿執筆活動にいそしむ。外国の戦車博物館に出向き、資料収集にも熱心に取り組んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。