内容説明
「厄介」から「信頼」へ。アディクションは“意志の弱さ”ではなく、“人間不信の病”。治療や支援の出発点は、相手を変えることではなく、「人を信じる力」を取り戻すことにある。薬物・ギャンブル・ネット依存からDV・摂食障害まで―著者の豊富な臨床経験をもとに、「関わりたくない」と感じたときこそ知っておきたい、現場で使えるかかわり方を具体的に解説。
目次
1 アディクションとは何か
2 さまざまなアディクションの特徴とその対応
3 アディクションの共通した特徴とは
4 厄介なアディクション患者が回復するために
5 ハームリダクションの考えを取り入れたアディクション治療
6 やめさせなくてよいアディクション支援
7 具体的にアディクション患者とどうかかわればいいのか
8 治療者・支援者に大切なこと
9 女性とアディクション
10 子供のアディクションとその対応
11 「アディクションの時代」をどう生きるか
著者等紹介
成瀬暢也[ナルセノブヤ]
昭和61年3月順天堂大学医学部卒業。平成20年10月より埼玉県立精神医療センター副病院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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