東方選書<br> 中国文学の歴史―元明清の白話文学

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東方選書
中国文学の歴史―元明清の白話文学

  • 小松 謙【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784497224156
  • NDC分類 920.25
  • Cコード C0398

内容説明

本書は、安藤信廣氏の『中国文学の歴史 古代から唐宋まで』の後を承ける形で、それに続く時期の文学について論じるものである。ただ本書の内容は、安藤氏の前著とは異なる視点に基づくものになる。本書においては、白話を用いた文学がいかにして出現し、展開していくかを中心に追っていくことになる。それは、今日の「読書」がどのようにして生まれ、育まれていったかを追体験することにもなるであろう。戯曲・小説の創作が大いに盛んとなった元・明期を中心に、話し言葉で書かれた文学が生まれた金の時代から近代文学の誕生につながる清代までの文学を通観する。「全相平話」「四大奇書」「三言二拍」など、当時の作品から多数のエピソードを紹介し、そこから見える社会や時代背景を一つ一つ丁寧に読み解く、中国文学への恰好の入門書。

目次

第1部 金・元の文学(白話文学前史;金の文学 白話文学の誕生;元の文学(一)曲の世界(二)白話小説の誕生―「金相平話」)
第2部 明の文学(明という時代;明代前期の状況 出版退潮期;明代後期の展開 出版の爆発的発展と「四大奇書」の登場;明滅亡まで 多様な刊行物の出現と「三言二拍」、金聖歎と「小説」の自立)
第3部 清の文学―近代へ(清代の白話小説―明末の遺産;知識人による自己表現としての白話文学創作―『儒林外史』と『紅楼夢』;近代へ)

著者等紹介

小松謙[コマツケン]
1959年、兵庫県に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中退。富山大学教養部助教授を経て、京都府立大学教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

14
金元の曲や元の雑劇から元明の白話小説が生まれ、四大奇書が白話を用いつつも知識人によって洗練され、『紅楼夢』の段階で近代文学を受け入れる素地が整うまでの展開を描く。小説などの文章の引用を織り交ぜつつ、四大奇書をはじめとする当時の代表的な作品の新しさと魅力、そしてその時々の出版文化などについても解説している。『三国』『水滸伝』や『金瓶梅』の背景にある政治性の話が面白い。2024/09/15

河イルカ

3
図書館本 古代編と合わせて読むと、中国の歴史と文学の関係が縦覧できて気持ちがいい。文化の歩みが殷から清、さらには現代まで同じ線上にあることがよく分かる。 特に三国志平話の解説が面白かった。単に演義の前段階というのではなく、平話ならではの魅力も多い。いつか平話のテキストも読んでみたい。2025/01/21

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