内容説明
国際社会の未来を考えるために“中国”を知る―哲学・文学・文化論・語学・経済学…さまざまな研究テーマから見えてくる中国のいまとこれから、そして日本のなかの中国。
目次
第1章 現在から未来に向けて(芥川賞作家楊逸の文学―日本語を母語としない中国人作家の日本語創作;中国人観光客の「爆買い」現象―経済統計による分析;中国を「見る」ために―ドキュメンタリー映画『見つめる』が示唆するもの)
第2章 過去の継承から未来へ(中国の一帯一路戦略;敦煌における祈りの継承―敦煌学の最新動向を踏まえて;漢字の書法の歴史 ほか)
第3章 現在を深く知る(中国背景をもつ子どもたちの現状と将来;歴史の悲劇を越えて―中国人作家巴金が見たヒロシマ;中国語会議通訳者として生きて)
第4章 つながる過去と未来(時を超える老子と『老子』)
著者等紹介
遊佐昇[ユサノボル]
明海大学外国語学部中国語学科教授。東洋大学文学部卒業。大正大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。専門は敦煌学、道教文化
河村昌子[カワムラショウコ]
明海大学外国語学部中国語学科准教授。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了。博士(人文科学)。専門は中国近現代文学
佐藤賢[サトウケン]
明海大学外国語学部中国語学科講師。東京都立大学人文学部卒業。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。専門は中国映画、文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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