内容説明
カフェやレストラン、まちの写真館、製造工程のほとんどが手作業の工房…第四次産業革命とは無縁に思える伝統的な産業でも、IoTやAIなどの最先端技術を巧みに利用する小企業がある。アンケート調査と10社の事例から、小さな企業が第四次産業革命を飛躍のチャンスにするためのヒントが見えてくる。
目次
第1部 総論 独自のアイデアで最先端技術を使いこなす小企業(第四次産業革命が小企業に問いかけていること;小企業で最先端技術の活用が進まない背景;最先端技術を導入する目的と活用方法;最先端技術を導入するプロセス;最先端技術の導入による成果 ほか)
第2部 事例編(ロボットで喫茶店経営の可能性を広げる―(株)ジゴワッツ(東京都中央区、電気自動車用普通充電器・カーシェアリング用スマートロックの製造、喫茶店)
確かな指導とIoTマシンで健康に寄り添う―クラブコング(株)(京都府長岡京市、スポーツジム、トレーニングマシンの開発)
IoTで実現した無人モデルハウス―(株)サンエー(神奈川県横須賀市、電気工事、太陽光発電設備の販売・設置工事、新築住宅の建設・販売)
ロボットが担う「いらっしゃいませ」の2分間―(有)松本商店(兵庫県西宮市、和ろうそくの製造販売)
表現力の豊かさを武器に躍進する動きのスペシャリスト―(株)活劇座(愛知県名古屋市、モーションアクト総合コンサルティングサービス、モーションアクター育成) ほか)