出版社内容情報
“オールディーズ”と呼ばれ今も広く愛され続ける、1950年後半~1960年代初期を彩った古き良きアメリカン・ポップス──ジェリー・リーバー&マイク・ストーラー、バート・バカラック&ハル・デイヴィッド、そしてキャロル・キング&ジェリー・ゴフィン……彼らをはじめとした7組のソングライター・コンビが生み出した名曲の数々。古びることなくキラキラと今もその輝きを失わない、そんな“魔法の音楽”=アメリカン・ポップスの、めくるめく黄金時代とその舞台裏を描いた七編の物語をお届けします。
内容説明
1950年後半~1960年代初期のヒット・チャートを彩った“アメリカン・ポップス”。“ブリル・ビルディング”の時代に生まれた名曲の数々は、今も古びることなく輝きを失わない。これは、そんな“魔法の音楽”の黄金時代と、その舞台裏を描いた物語。
目次
オリジナル・クール・キャッツ
ふたつのブロードウェイ
ロンリー・アヴェニュー
「娘が買ったが、それがどうかしたのかね?」
あつかましいパートナー
若き恋人たち
しびれさせたのは誰
アルドンの庭で
ユダヤ人のラテン音楽
ベイビー・トーク〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
武田 裕充
1
この手の厚めの本を、昔は読みたくは感じませんでしたが、今は無性に読みたい気分です。廉価なCD BOX SETやYouTubeがあれば、文中の気になった曲を即座に耳で確かめられますから。そんな環境については、また別の問題点もありましょうが、あまり深いところまでは思慮が及ばない音楽ファンにとっては、ほんとうに素晴らしい世の中になったなあ、と。そう感じながら読み終えました。2013/11/10
あらえるびす
1
アメリカンポップス黄金期を支えた有名ソングライターたちの史実を詳細に記録・紹介。2012/02/05
tegege
1
とっ散らかった文章とエピソードで読みづらい。金の話と人間模様のみ、当時のビジネス状況を回顧する本か。丁寧に事実関係をあたってはいるが、音楽ネタを期待すると、ずいぶんがっくりする。2012/01/09
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