出版社内容情報
会社を強く成長させるための
職人育成のしくみをつくる!
仕事を通じて学んできた経験を活かし、
お客様へのより良い提案や
お客様が喜ぶようなことを
常に考えて行動できる職人を育てるためにはなにが必要か。
結果を出せる一流の職人を育てるポイントを公開!
【経営理念を掲げ、職人の意識改革を図る】
礼儀(マナー)の向上、技術の向上、知識の向上の
バランスの取れた向上をめざす。
【OJTとOFF‐JTを効果的に組み合わせる】
社内や現場での指導教育とともに、
社外における教育研修にも積極的に参加する。
【多能工化・他職能化をめざす】
自社の専門分野周辺の技能を身につけ、
さらに営業・広報・管理業務などの職能もこなす。
著者20 年の実践に基づき、
自分で考えて行動できる職人の育て方を公開!
―――著者からのメッセージ―――
今回出版する『1年目から現場で稼げる建設職人を育てる法』は、(中略)自分自身の職人育成の経験をもとに、建設職人業界激変の時代を強く乗り越えていく方法としてまとめたものです。
この文章を書いている時点で、また新たに世界を巻き込む大問題である新型コロナウイルスが猛威を振るい、私たちに対応を迫っています。こうした危機的な状況を乗り越えるための最善の方法も、実は職人育成にあるのです。
それは、歴史を振り返ってみればわかります。日本でもっとも長い社歴を持つ会社は、職人育成によって創られたという史実があります。(中略)
世界的に危機的な状況にありますが、こういう時代だからこそ、今まで以上に真剣に職人育成に取り組むべきなのです。逆境を乗り越えるために、ピンチをチャンスに変える職人育成に取り組んでいきましょう。
―――「はじめに」より―――
内容説明
会社を強く成長させるための職人育成のしくみをつくる!仕事を通じて学んできた経験を活かし、お客様により良い提案をしたり、お客様が喜ぶようなことを常に考えて行動できる職人を育てるためにはなにが必要か。著者20年の実践に基づいて公開する、自分で考えて行動できる職人の育て方!
目次
1章 今の時代に合わない職人育成・これからの時代に合った職人育成
2章 そうだ!社内に職人育成道場をつくろう!
3章 技術を伝える技術を磨け
4章 結果を出せる職人・出せない職人
5章 結果を出せる職人になるための9つの習慣
6章 売れる技術を身につけろ
7章 今までの慣習にとらわれない新しい社風づくりに取り組む
8章 ひとつのことを諦めず続ければ、必ずその道のプロになれる
著者等紹介
阿久津一志[アクツカズシ]
有限会社阿久津左官店代表取締役。職人ビレッジ村長。資格等:一級左官技能士・左官技能インストラクター・職業訓練指導員・登録左官基幹技能者・MBA・とちぎ現代しっくいインストラクター・とちぎ左官マイスター・ものづくりマイスター他。1971年栃木県生まれ。地元工業高校卒業後、ゼネコンに入社、橋梁や大型建築構造物の設計作図に携わる。退社後、父が経営する有限会社阿久津左官店に入社。6年間左官職人になるための修業をし、一級左官技能士の資格を取得。現場管理や営業、経理を担当した後、2000年に同社の代表取締役となる。修業時代の体験から、技術だけに偏った職人ではなく、現場でのマナー向上や材料や施工方法に関する知識、卓越した技術を兼ね備えた、それまでの職人の悪いイメージを払拭するようなバランスのとれた新しい職人育成に取り組む。2005年会社経営や職人育成の研究をするかたわら、地元大学に入学し経営学を学ぶ。2009年立教大学大学院ビジネスデザイン研究科(RBS)に入学、更に会社経営および職人育成の研究をする。2011年経営管理学修士を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。