出版社内容情報
戦略策定と効果的な実践のために重要な企業の戦略実行能力(ケイパビリティ)に焦点をあて、研究の歴史的過程から、研究方法、さらに企業の事例分析を通して、その役割を解明する。
内容説明
8人の専門家が、グローバル企業のマーケティング戦略の実行能力(ケイパビリティ)に焦点をあて、研究の歴史的過程から、研究方法、さらに企業の事例分析を通して、その役割を多面的に解明。
目次
第1部 理論編―国際マーケティング・ケイパビリティの登場(国際マーケティング研究のフロンティア;日本企業のグローバル化―その歴史的展開と課題;国際マーケティング研究の進化―日本におけるその歩み;国際マーケティング・ケイパビリティ研究―概念フレームワークの構築)
第2部 実証編―企業事例とアンケートによる検証(3M社の国際マーケティング・ケイパビリティ―“ポスト・イット”製品の事例;スズキの国際マーケティング・ケイパビリティ―インド子会社マルチ・スズキ社における現地適応製品開発;日本コカ・コーラ社の国際マーケティング・ケイパビリティ―チャネル戦略の転換能力を中心に;国際マーケティング・ケイパビリティの定量分析)
第3部 考察編―実践ガイドラインの開発と新時代の国際マーケティング研究(国際マーケティング・ケイパビリティが示唆するもの―実践ガイドラインの開発;新時代の国際マーケティング研究)
著者等紹介
諸上茂登[モロカミシゲト]
明治大学商学部教授。明治大学大学院商学研究科博士課程修了。博士(商学)。明治大学商学部助教授、ペンシルバニア大学経営大学院ウォートンスクール客員研究員を経て現職。専門は国際マーケティング論。多国籍企業学会会長、国際ビジネス研究学会常任理事、財団法人貿易奨励会(現・公益財団法人三井物産貿易奨励会)評議員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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