内容説明
社内で、先輩や上司から初めて社内研修の講師を頼まれたが、講師の経験がないので、何をどう話していいのかわからない。また、研修の上手な段取りと進め方を知りたいという人から、定年後のライフワークとしてセミナー講師を目指す人まで、これ1冊で受講者をグイグイ引き込み、本当に伝えたいことが伝わる話の組み立て方と話し方のポイントがよくわかる。
目次
1章 内容を組み立てる
2章 聴衆分析の大切さ
3章 この伝え方で名講師になる
4章 教えることは学ぶこと
5章 プロの研修講師になる
6章 研修講師は楽しいライフワーク
著者等紹介
松本幸夫[マツモトユキオ]
1958年東京生まれ。人材育成コンサルタント。ヒューマンラーニング代表。幼少の頃から極度のあがり症で悩み、その克服のために武道、ヨガ、インド滞在などの経験をもつ。ビジネス書の作家と研修講師という顔をもち、研修では20年以上にわたって最前線にいて、交渉、話し方、プレゼン、時間管理などをテーマに、これまでにのべ15万人もの受講者を指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こうせいパパ
34
社内講師を拝命し、勉強のため手に取った。何となくまとまりを欠く内容に感じたが、参考になる部分も。シナリオを作り最初に全体の流れを説明。ポイントは3つにまとめ、具体例を交えることが大事。また、準備・練習・愛情が欠かせない、という話は納得。なお、全体にわたってプロ講師としての著者の自慢がさりげなく散りばめられており、やや辟易してしまった。2015/04/13
魚京童!
7
Where there is a will, there is a way2014/02/25
sheemer
6
セミナー講師として押さえるべきポイントをコンサイスにまとめた本。メソッドさえ押さえれば誰でも話すことはある、というのは驚くが、確かにこの程度のポイントを「ちゃんと」押さえれていれば、いい講義・プレゼン・セミナーができるだろう。読むだけなら1時間で読める。例によってこの手のビジネス書は実践するかどうかにかかっている。2019/04/28
BIDDULPH
4
参考になる15の助言をノートに書き出した。2011/12/12
BIDDULPH
4
伝達事項でも考えさせるとか、リハーサルはパーツに分けて細切れでやるなど、参考になることがいくつかあった。2011/12/03