出版社内容情報
アメリカ経済は、IT革命の90年代から一転、2000年代に入って様々な問題を生じさせる。こうした現状を「アフター・ニューエコノミー」としてとらえ、その課題を明らかにしていく。
内容説明
サブプライム・ローン問題で揺れるアメリカ経済。2000年代アメリカ経済の構造をアフター・ニュー・エコノミーをキーワードに分析する。
目次
第1章 アメリカ経済と「アフター・ニュー・エコノミー」
第2章 現代アメリカのマクロ経済構造
第3章 グローバリゼーション下の金融
第4章 アメリカ経済の構造変化と連邦財政の役割
第5章 グローバリゼーションと競争力問題の再来
第6章 製品化を求められる基礎研究と研究開発の課題
第7章 住宅ブームとアメリカ経済
第8章 アメリカ労働市場の変容
第9章 アメリカ型医療保障システムと雇用主としての企業
第10章 対外援助の変貌と途上国政策