吃音ドクターが教える人と話すのが楽しくなる本

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吃音ドクターが教える人と話すのが楽しくなる本

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046016362
  • NDC分類 496.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

大丈夫だよ。しゃべるってとても楽しいことなんだよ。

130万人いる吃音症の人へのメッセージは「直さなければいけない、なんて思い込まないで。大事なことは相手に伝わること」。自身も吃音症を抱えながら医師として多くの吃音に悩む人を救う著者の戦いの記録。

【著者紹介】
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内容説明

吃音に悩むあなたへ。吃音を治さなければいけないなんて、思い込まないでほしいんです。大切なのは言葉ではなく、気持ちが相手に伝わること。この本は、同じ苦しみをもつ人との対話から生まれた“心のカルテ”。きっと、あなたにも届くことを信じて―。

目次

第1章 電話をとることができません…大人の吃音の悩み(自分は「吃音」なのか診断してほしい;身近な人にすら吃音を伝えられない ほか)
第2章 「誰とも話したくない」と登校拒否―思春期の吃音の悩み(名前が言えないから変えた女性;先生に誤解される苦しみ ほか)
第3章 どうやったらつまらずに話せるの?学童期の吃音の悩み(子どもの気持ちを汲めていますか?;吃音と向き合い始めた親の記録 ほか)
第4章 吃音は不便だけど不幸ではない―幼児期の吃音の悩み(親の悩みに鈍感な周囲の人たち;5歳児との真剣な対話 ほか)
巻末資料

著者等紹介

菊池良和[キクチヨシカズ]
九州大学病院耳鼻咽喉科医師。1978年、山口県生まれ。医学博士。鹿児島ラ・サール高校から九州大学医学部卒。同大学院修了。大学院臨床神経生理学教室で吃音者の脳研究を始め、国内外の学会で発表した各種論文が3度の受賞をする。NPO法人全国言友会連絡協議会理事、福岡&北九州言友会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

5
例え吃音悩んでいたとしても、その悩みは誰にでも相談できるというものではない。親が相手であっても、あるいは親が相手だからこそ相談しにくいということも充分にありえる。自分の気持をしっかりと話してもらえるようになるためにも、信頼関係を構築することが何よりも大切である。2016/05/23

ノリスケ

3
人と話すのが楽しくなる本というのが気になって立ち読みしてたら、もしかして自分は吃音なのではないかと、30を超えて初めて考えた。そもそも吃音という言葉を初めて知った。今までコミュニケーションの本を読み漁っていたが。自分の状態を客観的に理解し、自分の状態を自分で認めて、受け入れる事で、初めて、これからの自分のコミュニケーションについて向き合えるのではないか。と思った。ただ、文中に、重度の吃音者でも歌うときは吃音にならないとあったので、自分の症状がなんなのか、別の症状なのだろうか。2016/05/28

ポテトちゃん

0
本人にしか分からないつらさ、感じ方があるのだなと思いました。また、そのつらさや悩みを相談しづらいということ、しっかり頭に入れておきたいなと思いました。2016/06/01

hiroto

0
仕事で吃音があることで支障をきたすことがよくあり、悩みも多い。話すことに関しても相手によっては症状が出てしまう。この本には技術面に関しては喉の力を抜く発声法と、苦手な言葉の一言目を伸ばすことで苦しくなく吃ることができると書かれていた。また、精神面では落ち込むことや反省するのではなく、仕事に行けた、電話に出れたなど行為をこなすことができたら自己肯定するように書かれていた。悩みは尽きないが、様々な方法を試していきたい。2020/09/19

ぐっさん

0
期待はずれ。対処法とか書いてないです。 2018/11/17

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