出版社内容情報
森永泰史[モリナガヤスフミ]
著・文・その他
内容説明
ビジネス界を席巻するポスト論理思考の正体とは?
目次
序章 本書の目的と問題意識
第1章 デザイン思考(人間中心の視点について;プロトタイプを使った試行錯誤型の問題解決について ほか)
第2章 デザイン・ドリブン・イノベーション(意味への注目について;解釈者の活用について ほか)
第3章 アート思考(自分モードについて;問題提起について ほか)
第4章 デザイン態度(概念の変遷;既存のデザイン・マネジメント研究との関係 ほか)
第5章 全体像の整理(前章までの振り返り;各概念のオリジナリティ ほか)
終章 結論と残された課題
著者等紹介
森永泰史[モリヤガヤスフミ]
1975年和歌山県に生まれる。1998年大阪市立大学商学部卒業。2004年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。博士(経営学)。神戸大学大学院経営学研究科学術研究員。2005年北海学園大学経営学部専任講師。2008年北海学園大学経営学部准教授。2014年北海学園大学経営学部教授。2016年京都産業大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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orange21
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地味な書名なんだが、これは結構色んな人がほしい本だろう。横断的にデザイン思考関連のバズワードを検証評価しており、なるほどと思う。2024/04/11
Kanetaka M. Maki
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デザイン思考などの概念をアカデミックに解説。今まででこの領域の本の中でベストかも。2022/01/14
tetekoguma
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デザイン思考、アート思考など現場で使われているワークショップ的手法を経営学的に分析しています。経営学やマーケティング分野でもこれまで多種多様な手法が開発されてきましたので実は本質的に新しい部分は実は少ないというのがざっくりした結論です。これをきちんとした経営学者が書いているところが肝だと思います。また、なぜデザイン思考やアート思考が(それだけでは)うまく機能しないのかなどについても分析がなされており大変有用です。2021/12/01