出版社内容情報
明日はえんそく。はるちゃんとたこちゃんは、てるてるぼうずをつくって雨がふらないようにおねがいしました。「♪てるてるぼうず てるぼうず~あしたてんきにしておくれ~」ところがくろい雲が出てきて、雨がふってきました。はるちゃんは大泣き。そこでたこちゃんは……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
13
遠足に行きたいはるちゃんが、おまじないにてるてる坊主を作ります。 雨が降らないお祈りの定番ですが、歌詞の全体を知らなかったので、歌詞の内容にちょと驚きです。 雨が降ったら首を切られる運命だったてるてる坊主でしたが、たこが助けてくれました。 たこがスミをはかなくて良かったと思います。2025/01/17
遠い日
4
8場面の紙芝居。遠足の前の晩のてるてる坊主はうちでも定番でした。いっぱい作って、いつも最後にお父さんがでっかいでっかいてるてる坊主を作って、念を込めたものです。 でも、はるちゃんの心配をよそに、お天気は荒れるばかり。そこで体を張ったのが、たこ‼︎なんではるちゃんといっしょにいるのかは不明ですが、とにかく最強のてるてる坊主になってくれたのです。頼もしいことこの上ない!願いは通じました。 雨を降らせないように、紙芝居を見聞きしながらてるてる坊主の歌をみんなで歌えば、いっそう盛り上がれそう!2024/06/01
たくさん
1
天気に一喜一憂する、それだけ遠足を楽しみにする無邪気な子供。尊いというか、子供の本分というか性分でそうあってほしい大人の気持ちがある。なぜにテルテル坊主で晴れを願うのかっていうのも、卑弥呼がシャーマンで気圧の変化で天気を予言できただとか、そういうのがお坊さんとか空海さんとか欲を捨て研ぎ澄ませれば、天気の予測がつくと疎い存在が修行しているお坊さんということなのかな。笑なにもすがりたいとき、自分で作ったテルテル坊主に友達のたこさん。一喜一憂したことがよい思い出になりますように。#NetGalleyJP2024/06/08
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- 和書
- 孝経・曾子 岩波文庫