出版社内容情報
大切なお皿を一枚なくして、井戸になげこまれたおきくは、幽霊になりました。その幽霊をみようと、見物人まででるようになって…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shiho♪
15
子供が卒業した小学校5年生に読み聞かせ。先月、たまたま狂言を見たそうで、伝統芸能繋がりで紹介。 前半のおきくとてっさんのくだりは「こわっ」など声が上がった。おきくさん、濡れ衣を着せられて、井戸に吊るされて斬り落とされるなんて、酷いよね😱💦 後半の幽霊おきくさんがアイドル並みになるあたりは笑い声。そして「九まーい、十まーい…」のところで「あれ?」おきくさん、風邪を引いているから、明日の分まで数えるオチに、拍手をいただいた。2024/10/10
ごへいもち
15
高齢者向けとしてどうかなぁ2015/04/27
はしけん
14
怖いイメージですが、落語なんで、楽しいですよ。やや、ブラックだけど。2012/03/08
Cinejazz
13
〝むかし、姫路の代官・青山鉄山の屋敷に<お菊>という綺麗な娘が働いておりました。ある日鉄山は、家宝の皿を出してきて「これお菊。この十枚の皿をお前に預ける。決して失くしたり、割ったりしては、ならんぞよ」「かしこまりまして、御座います」・・・〟怪談『播州皿屋敷』を紙芝居で読む、大笑い落語劇場版。皿を数えるお菊さんの幽霊を見ようと、見物人まで出るようになって、夜店の屋台には<お菊饅頭><お菊煎餅><お菊最中>に<お菊政宗>というお酒まで売りだされ、今夜も大盛況!…「待ってました―っ! お菊さ―ん、日本一!」。2024/05/23
ヒラP@ehon.gohon
13
おもちゃ図書館の読み聞かせイベントで読みました。保護者様たちにウケたのとホットされたのと、幼児を持つ親の複雑さを感じました。2018/08/11