内容説明
コッコッコッコッ、モウモウモウー、ワンワンワンワン、ガーガガガー、うるさい農場は、もういやだ!静けさをさがしに旅にでたファルガさんでしたが…
著者等紹介
サウンダー,チトラ[サウンダー,チトラ] [Soundar,Chitra]
1972年、インドのタミル・ナードゥ州の州都チェンナイに生まれる。タミル語、ヒンディー語、英語など複数の言語に親しんで育つ。10代の頃から詩や物語、エッセイを書いている。1999年にシンガポールに渡り、銀行でプログラマーとして働きながら創作活動をつづけた。現在、イギリスに移住してからも、銀行に勤めつつ子どものための物語を書いている
ナイル,カニカ[ナイル,カニカ] [Nair,Kanika]
1989年、インドのラージャスターン州の州都ジャイプルに生まれる。ニューデリーのデザイン学校を卒業後、フリーのイラストレーター、子どもの本の作家、デザイナーとして活躍している
長谷川義史[ハセガワヨシフミ]
1961年、大阪府藤井寺市生まれ。『ぼくがラーメンたべてるとき』(教育画劇)で、第13回日本絵本賞、第57回小学館児童出版文化賞を受賞。テレビ出演、絵本ライブなど多彩な活躍でファン層を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yumiha
23
絵の登場人物たちが、みな表情豊か。しっかりした描線とはっきりした色使いも、大胆で好もしい。思わず「ふっふっ」と声が出てしまうおかしさ。音って、暮らしそのものであり、生きている世界だからこそ。2015/10/22
花林糖
17
(図書館本)味わい深い独特な絵が印象的な絵本で、陽気なインド映画のよう。私の幸せな音ってなんだろう。2016/05/17
刹那
17
旅行に行きたい行きたいと非日常を求めても、家に帰ってきたらホッとする。そんな感じですかね(◍′ω‵◍)2015/08/12
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
うるさい日常から静けさを求めて旅に出るファルガさん。でもそれがしあわせの音だと知り家に戻る。インドの絵本。音の響きと繰り返しが心地よい絵本。2018/03/24
遠い日
12
ここではないどこかに憧れ、求める気持ち。日常を離れてみてわかること。自分の今いる場所に在ったもの。ファルガさんの小さな旅はあながち無駄ではありませんでしたね。2016/08/02