子どもの文化21世紀ライブラリー<br> これが、ボクらの新・子どもの遊び論だ

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子どもの文化21世紀ライブラリー
これが、ボクらの新・子どもの遊び論だ

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784494022458
  • NDC分類 376.157
  • Cコード C0337

出版社内容情報

遊びとは何か、永遠の命題に心理学・教育学の気鋭の三人の研究者が挑戦し、新論を展開します。  SLA選定

内容説明

「遊びとは何か」は永遠の命題である。この命題に、汐見稔幸・加用文男・加藤繁美の心理学、教育学の気鋭の研究者3人が挑戦し、地平を拓き、新しい「子どもの遊び論」を展開する。第1章では、「子どもはなぜ遊びが好きか!」「遊びの世界を豊かにするには?」など身近なテーマをたてて、保育の世界をフィールドに遊びを追求する加用氏と、子どもの存在と時空を俯瞰し遊びを考える汐見氏が、対談で「新・子どもの遊び論」を説きあかす。第2章では、加用氏が苦節2年、光る泥だんご完成の末にわかったことを披露し、次に遊びの心理学を極める加用氏の遊び研究を、小説の形で読み解くという、加藤氏の異色の論考があり、最後に汐見氏が原理論的新・遊び論を縦横に展開している。

目次

第1章 対談 これがボクらの新・遊び論だ!(遊びの世界に注目したのはどうしてか;遊びは指導するものか?;遊びを豊かにするには ほか)
第2章 論考 さらに、子どもの遊びを究明する(加用文男が語る「遊び論」―子どもの遊びのいま・そして「泥だんご」;加藤繁美が語る「遊び論」―「遊びを着る」子どもの心を探究する心理学者加用文男の遊び論・その教育学的読み方;汐見稔幸が語る「遊び論」―子どもの遊びってなんだろう 「遊びと保育」の原理論の試み)

著者等紹介

汐見稔幸[シオミトシユキ]
東京大学大学院教育研究科助教授。専門は教育学、人間教育学。人間教育学の立場から、子どもの育ちや保育、幼児教育のあり方を重視し、「臨床育児、保育研究会」を立ち上げ、積極的に提言している

加用文男[カヨウフミオ]
京都教育大学幼児教育科教授。専門は発達心理学。保育をフィールドに子どもの遊び心を探究する。最近「日本泥だんご学会」をインターネット上で立ち上げ多忙を極める“時の人”

加藤繁美[カトウシゲミ]
山梨大学教育人間科学部教授。専門は幼児教育学、保育政策論。乳幼児に真に豊かな育ちを保障しようと、保育、幼児教育の制度や実践などの全体構造をとらえた多くの提言は、圧倒的な支持を得ている
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