内容説明
大量老年難民の時代を前に思い通りにならない人生を後悔しない、潔い生き方とは?治療しない医者と医者にかからない作家の異色対談。
目次
第1章 野垂れ死にの覚悟(百歳を超えて元気な人は医者に近づかず肉が好き;風邪は薬で長引く がんの九割は治療で命が縮む;医者に近づかないのが健康長寿の秘訣 ほか)
第2章 治療しない医者と、医者にかからない作家(いかに老いて死ぬか、全責任はその人にある;生きのびる秘訣はサボる。早寝する。なんでも食べる;長寿の資質に恵まれた人 ほか)
第3章 一生ジタバタ、でもサッパリおさらば(ベルリンフィルを聴きに単身バーデン・バーデンへ;観光ではなく、日常から離れる時間を楽しむ海外旅行;棄てられた女は全部拾うという原則 ほか)
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。1979年ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章、1993年、日本芸術院恩賜賞、2003年に文化功労者、2012年、これまでの業績を讃えられて菊池寛賞を受賞。1995年から2005年まで日本財団会長を務めた。1972年にNGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」(通称JOMAS)を始め、2012年代表を退任
近藤誠[コンドウマコト]
1948年生まれ。1973年、慶應義塾大学医学部卒業。同年、同大学医学部放射線科入局。1979‐80年、米国へ留学。1983年より同大学医学部放射線科講師。がんの放射線治療を専門とし、乳房温存療法のパイオニアとして知られる。患者本位の治療を実現するために、抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療における先駆的な意見を、一般の人にもわかりやすく発表し、啓蒙を続けてきた功績を讃えられ、2012年に菊池寛賞を受賞。2013年「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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