内容説明
さばくの東の王国でふたりの王女が魔神ライラとであったその少し前のこと。遠い海辺の王国でも運命の輪が回ろうとしていました。長い歴史を持つその大国をおさめるのはわかき王シャハル、またの名を海鷲のハイルと天才的な錬金術師である王妃ミリアム。シャハルは人魚の血をひく王で、水をあやつる力を持つ。魔法の剣をつかうことができ、ミリアムはさとくかしこく、ふしぎな錬金の技をつかうことができました。ふたりの間には王子がふたり。両親の思いと力をうけついだ王子たち。ゆたかな王国はゆたかなままでずっと富みさかえてゆくように思われていたのですが、運命の輪は回ります。人びとを次の舞台へといざなうように。よういされたであいをもたらすために、旅だつべきものを旅だたせるために。
著者等紹介
村山早紀[ムラヤマサキ]
1963年長崎県に生まれる。作品に『ちいさいえりちゃん』(あかね書房/毎日童話新人賞・椋鳩十児童文学賞)など多数ある
佐竹美保[サタケミホ]
1957年富山県に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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