出版社内容情報
雨の中で鳴いていたこねこを拾ったダニエルじいさんは、家の動物たちと一緒に優しくしますが。 SLA選定
内容説明
ダニエルじいさんの家でくらすことになったこねこは、「ふうっ」とおこってばかりいるので、フーシカという名前がつきました。フーシカはみんなとなかなか友だちになれません。でも、本当は…。
著者等紹介
松居スーザン[マツイスーザン]
1959年生まれ。現在、3人の子どもを育てながら、創作、作曲にとりくんでいる
松成真理子[マツナリマリコ]
1959年生まれ。京都芸術短期大学でクラフィックデザインを学んだ後、フリーイラストレーターとなり、雑誌、広告、装画など、多方面の仕事に携わる。紙芝居に『みにくいあひるのこ』『ひっかきうさぎ』(いずれも童心社)がある。『こねこのフーシカ』は、はじめての絵本。東京在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つくよみ
49
図書館本:冷たい雨の降る日、納屋の中でかぼそく鳴いていた子猫のフーシカ。親切なダニエルじいさんが拾ってくれようとしたけれど・・・子猫ながらも誇り高く「誰の飼い猫にもならない、誰かに世話して貰うわけじゃない」と、一歩引いたところから、ダニエルじいさんとその仲間の動物達を見ていたフーシカが、その傍で暮らすうちに、徐々に、本当に徐々に、彼らに心を開いていくさまが可愛い。ダニエルじいさんの優しさや、仲間達の楽しさ、フーシカの気高さが伝わってくるような、優しい絵柄の一冊。2013/09/19
り こ む ん
19
優しいダニエルじいさんに雨の日に出会った子猫のお話。子猫は警戒心が強く、飼い猫にはならないとと野良のプライド?が高いから、「ふぅー」とすぐに威嚇するので、「フーシカ」と名付けられ、ダニエルじいさんの物置に住み始める。ダニエルじいさんの優しさが、少しずつフーシカの心を警戒をといてゆく様が、ほっこりと優しい気持ちになれる絵本。2014/01/07
くろばーちゃん
2
小さくたって、プライドはある。プライドを傷つけないように、周りとうまくやるには時間が必要。ダニエルじいさんのように信じて待つことって大切。2023/10/27
2時ママ
2
次女 小2 ひとり読み。2018/05/29
がる
2
やわらかい絵とやわらかいストーリー。 おこりんぼのフーシカのお話だけれど、ほっこりできる。手元に置きたい絵本。おすすめです。2011/11/06
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