富士見文庫 ギャンブル・ランブル―新ソード・ワールドＲＰＧリプレイ集ＮＥＸＴ〈０〉

清松 みゆき【監修】/藤澤 さなえ/グループＳＮＥ【著】

富士見書房（2007/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 263p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829144961
• NDC分類 798
• Cコード C0176

内容説明

いまや、「旅人たちの王国」ロマールの盗賊ギルドにその人ありと知られるようになった（かもしれない）クレスポ＆ぺらぺらーずご一行。そのぺらぺらーずを慕う盗賊志願の少女レミィちゃん（十三歳）が、莫大な借金を背負ってしまった？レミィ（巨乳）をはめたいかさまギャンブラー、ジェイを相手に大ばくちを打つはめになるぺらぺらーず。勝負の行方は？書き下ろし表題作を含む全三編を収録。またぺらぺらーずのルーツ、「第０話　ナイト・ビビッド・キューピッド」では、ｉｆの世界のぺらぺらーずが活躍する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[朧月]

雑誌掲載文などの分をまとめた短編集。 続きが気になっていたところでの短編集にちょっと落胆。 内容的には、短編集らしい、かるーくよめるノリのよいシナリオばかりです。 （悪）知恵を出し合って、あれやこれやでGMとシナリオレベルで戦うペラペラーズですから、なかなか楽しいことになってます。 そうした機転のたびにあたふたと慌てるGMの様子も、共感を覚えつつ、上手く、誠実に裁定していく様子はさすがだなぁ、と感心します。

2014/01/27

[barcarola]

番外編。パイロット版とも言える「ナイト・ビビッド・キューピッド」は、なるほど、第１話に持ってくるには（そうでなくとも？）いろいろと問題が……。

2021/08/22

[影実ラノベ]

番外編。ぺらぺらーずの冒険もこれで最後かと思うと少し寂しい。

2010/07/10

[ちゃか]

番外編と、幻の第0話が収録された一冊ですねー。刊行した順番でいえば、8と9の間ですか。ま、番外編なんで一つ一つは小さな事件だったりしますけど。幻の第0話は、あーこれは、なるほど幻になるのもわかるような。本編でも同じような事件がちらほら起きて、耐性がついているからなんか判断がおかしくなっている気がしますが。

2014/03/26

[ただの猫好き]

ＴＲＰＧの可能性を探る意味でも面白い作品。最後の初心者ＫＰの幻の第一作も含め楽しませてもらいました。ＧＭのやりたいことをどうシナリオに生かすのかどの作品も試行錯誤しているんですが、それをＰＬがどう受け取るかはまた別で、そのあたりＧＭがどうすればよいのか、長年の命題です

2019/12/10