内容説明
がらくたあそびが大好きなおひめさまは、王さまにしかられて、暗い塔の中にとじこめられてしまいました。おひめさまがその中で出会ったのは不思議なひげじいさんでした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
36
書影がないのが残念。松野正子さんの文と大社玲子さんの絵、『にわとり城』コンビによるおはなし。王さまとお妃さまが用意した高価なおもちゃや、綺麗な花には目もくれず、包み紙や箱などの廃材、石や枯れ枝で遊ぶ“がらくたひめ”。あんまりがらくたばかりで遊ぶので、王さまはお城の塔に姫を閉じ込めてしまいます。姫を想い、心を傷めたお妃さまや家来たちの心配をよそに、がらくたひめは…?笑 とってもユーモラスなファンタジー。これ、子どもあるある!まるでわが家の姉妹たち。子どもって想像力の固まりなんだなぁ〰♡2021/05/13
のん@絵本童話専門
1
『みしのたくかにと』っぽいなあなんてニヤニヤ読んでいたら、同じ画家さんでしたー♡ガラクタばかりで遊ぶのも、ガラクタばかり集めるのも、子どもの特性ですよね。冒険遊び場も廃材置き場から始まったし、整えられてないものにこそ創造する力が湧くのでしょうね。。ガラクタ、魔法、人助け、友達との遊び…話があっちこっちに散乱して、その度に楽しかった気持ちがやや萎む感じはありましたが、温かみのある素朴な絵にラストのオチの可笑しみ。それほど知られていない絵本のようですが、予想以上に面白かった!ちあきちゃんサンクス♡2021/09/26
けいねこ
0
高価なおもちゃよりガラクタが大好きなお姫様の話。2016/03/06