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出版社内容情報
年金法改正により登場した新しい企業年金制度「キャッシュバランスプラン」について、その概要と運用上の特徴を徹底解説。業界関係者必読の1冊。
内容説明
2001年の一連の年金法成立により、「キャッシュバランス型年金(CBプラン)」と呼ばれる新たな制度が誕生した。この制度は、確定給付年金でありながら確定拠出年金の性格が取り込まれているため、混合型年金あるいはハイブリッド型年金ともいわれている。本書は、この新しい年金制度について、概要、設計方法から運用プロセスや資産選択のあり方までを、ケーススタディーを用いてやさしく解説している。
目次
第1章 CBプランの概要と運用の考え方
第2章 CBプランの制度特性と設計方法
第3章 CBプランにおける運用のあり方
第4章 過去データによる検証
第5章 ケーススタディー
第6章 負債の特性と資産選択
第7章 CBプランと信託銀行の役割
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masamichi Hosoyama
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従来の確定給付型(DB)年金やDC年金との異同を通じて、CBプランの特性や制度設計、運用方針など運営上の留意点を概説。これまで年金に関する知識は会計目線からの理解が中心でしたので、6章での有効フロンティアなど年金資産運用の部分は十分に理解したと言いがたいですが、給付債務が資産運用と連動しやすいが、予定利率、予定再評価率、実績再評価率そして実際の資産運用と多くの変数とその乖離を考慮する必要があり、数理計算やPBO計算はもとより年金ALMの重要性は再認識。10年以上前の出版であり、早期の改定が望まれます。 2015/05/27