内容説明
公的年金を補完し、老後生活保障の重要な柱である企業年金の、現状、課題等について、各種資料に基づき簡潔に解説。期待される企業年金の現状と将来を探る。
目次
第１章 リタイア、そして新たな出発（高齢化へのうねり；公的年金の改正と企業年金；老後設計の多様化と企業年金）
第２章 企業年金・海の向こうでは（アメリカの企業年金とエリサ法；イギリスの職域年金と適用除外制度；西ドイツの企業年金改革法；在日外資企業の年金）
第３章 企業年金をめぐる動き（企業年金の歴史と背景；労働組合と企業年金；企業年金に対する監督行政；企業年金の資産運用；企業年金の現状）
第４章 さまざまの企業年金・その活用（年金受給者第１号―株式会社静岡新聞社・静岡放送株式会社の例；連帯の絆・総合設立基金の目ざすもの―西日本電機販売厚生年金基金の例；自助への道―日産自動車株式会社の例）
第５章 企業年金の諸問題（給付内容の改善；社会環境の変化と企業年金；企業年金の推進）
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