内容説明
東京学芸大学の教授で、同大学附属大泉小学校校長の著者が、朝の会で、こども向けの詩・童謡にその時どきの想いを託して児童にかたりかけたことば。児童の学力低下が取り沙汰されている昨今、友だちとのつきあいや、野菜つくりや、親の手伝いなどを通して人間の厚味を増していくことの大切さ。それと、詩を読むことを通して、言葉でいろいろなものごとを表現することの面白さを味わうこと。つまり、詩を通して“人間教育”を語った本。
目次
4月6日―始業式・観察する眼を
4月12日―さわやかな気持ちを
4月19日―春という季節
4月26日―地球の病気のこと
5月10日―夏を感じるということ
5月17日―遠足のこと
5月24日―先生のポケットのこと
6月7日―教育実習のこと
6月14日―わらべ唄のこと
6月21日―梅雨について〔ほか〕
著者等紹介
根本正義[ネモトマサヨシ]
1942年東京の生まれ。現在、東京学芸大学教授。同大学付属大泉小学校校長。日本文芸家協会会員。文学と教育の会代表。日本書籍「小学国語」編集委員
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