出版社内容情報
ソーシャルメディアが台頭する中で、絶大な影響力を持つ「キーパーソン」の正体。慶應ビジネススクール初の女性准教授による意欲作
キーパーソンをつかまえれば、人が動く!お金が動く!
「予算がないから、お金のかからないクチコミで商品を広めたい」というムチャぶりにあったら・・・・・・?
慶應ビジネス・スクールで教鞭を執る著者が、ビジネスパーソンの疑問に骨太の内容でお答えします。
◎なぜ、あのクチコミはまたたく間に拡散したのか
◎宣伝広告とクチコミ、どちらの影響力が強いのか
◎インフルエンサーとアーリーアダプターは同一人物か
◎ソーシャルメディアで、影響力のプラットフォームはどう変わったのか
◎キーパーソンは誰なのか、発見する方法
◎クチコミでヒットはつくれるのか
◎ダイオウイカ、ブームの理由
◎思わず人に言いたくなる、クチコミがバズる条件
◎ウェブコミュニティが活性化するシンプルな法則
「大事なトピックを抽出し、先行研究がわかりやすく整理されている。文章は平易だけど、内容は骨太」
マーケティングの現場から、反響の声、続々! キーパーソンとは何者なのか、その正体と、キーパーソンの見つけ方、動かし方、行動メカニズムまでをアカデミックと実務の両面から解説します。
第1部 影響力を及ぼすキーパーソン
序章 影響力のプラットフォームが変わる
第1章 影響力を及ぼす人々
第2部 キーパーソンをビジネスに活用する
第2章 キーパーソンを動かして話題をつくる
第3章 キーパーソンを動かしてヒットをつくる
第4章 キーパーソンとコ・クリエーションを実践する
第3部 キーパーソンにまつわる理論と課題
第5章 キーパーソンと消費者行動のメカニズム
第6章 影響力があるのは、似ているふたりか、似ていないふたりか
第7章 ソーシャルメディアを活用したマーケティングの課題
【著者紹介】
山本 晶(ヤマモト ヒカル)
慶應義塾大学ビジネス・スクール准教授
1973年生まれ。東京都出身。11歳から15歳まで米国ニューヨークで過ごす。
1996年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。外資系広告代理店勤務を経て、2001年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。2004年同大学院博士課程修了。博士(経済学)。東京大学大学院助手、成蹊大学経済学部専任講師および准講師を経て2014年4月より現職。専門はマーケティングで、主に対人影響の研究に従事。日本マーケティング・サイエンス学会、日本消費者行動研究学会(幹事)、日本商業学会、INFORMS、AAAI、AMAの各会員。主な著書に、『コア・テキスト マーケティング』(新世社)、「Webマーケティング」『人工知能学会誌』、「知覚認知率がクチコミ受信意向と購買に与える影響(共著)」『マーケティング・サイエンス』がある。
感想・レビュー
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