内容説明
公爵キングの有能な秘書ペネロペは頭を抱えていた。これまであらゆる無理難題に応えてきたが、「公爵の花嫁候補を選ぶ」という仕事は遅々として進まない。悪魔のようにハンサムで多才な公爵だが、彼が望む花嫁の条件を満たすレディはなかなか見つからずにいたのだ。密かに公爵を想い続けていたペネロペも、身分違いのこの恋が叶うことはけっしてないとわかっていたが、一通の手紙が運命を大きく変えることに…。
著者等紹介
さとう史緒[サトウシオ]
成蹊大学文学部英米文学科卒。企業にて社長秘書等を務めたのち、翻訳の道へ。小説からビジネス書、アーティストのファンブックまで、幅広いジャンルの翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
8
安定の面白さ(☆▽☆) 幸せ(☆▽☆) 次の主役は誰なのか想像もつかない(@_@) もう次が読みたくてたまらない(≧▽≦)2025/01/03
葵上
4
新しい分野に挑戦。 どうやらシリーズもの?2作目?らしいと途中で知る。1冊でも十分読める。海外ものらしい雰囲気がある。でも、なんだかお腹いっぱいな感じがするので、これでいいかなぁーと思う。2025/03/04
ぼんちゃん
2
秘書とボス(キング)の身分差ロマンスストーリー。 冒頭からからヒロインはもちろん、ヒーローもペネロペ大好きじゃないか!と突っ込みつつを楽しく読んだ。中盤まで「私はあくまで彼の秘書だ」精神を貫くヒロインの姿勢に好感がもてた(舞踏会で彼の魅力に完敗してしまうのだが、あそこまで好きな人に求められたらしょうがないよね…と納得)身体を合わせてからはお互いの秘密が意図しない展開からバレてしまう事になるけど、全てをさらけ出してそれでもペネロペを最後まで愛しプロポーズする展開はゾクっとするほど素敵だった。2025/04/03