出版社内容情報
会議や議論の場でチームの力を引き出し、どう成果をあげていくか? ファシリテーターの思考プロセスを重視した方法論を初公開。
ファシリテーションとは、会議や議論で参加者・チームの意見をどう引き出し、より良い結果を導き出せるか、そのマネジメントの手法である。著者は、大手企業やビジネススクールで数多くのファシリテーションを行い、ファシリテーターの「プロ」育成も手がけてきた経験を持つ。グロービスの講師育成に携わってきた。本書のアプローチは、リーダーシップの中核をなす総合的なスキルとして、ロジカル・シンキングやクリティカル・シンキングを使いながら、参加者の個々の感情やコミュニケーションを重視している。ファシリテーターの頭の中(思考プロセス)をどう作り上げていくか、すぐに実践できるノウハウも収録している。
chapter 01 ファシリテーション――変革リーダーのコアスキル
part I 仕込み: あるべき議論の姿を設計する
chapter 02 議論の大きな骨格をつかむ
chapter 03 参加者の状況を把握する
chapter 04 「論点」を広く洗い出し、絞り、深める
chapter 05 合意形成・問題解決のステップでファシリテーションを実践する
part II さばき: 議論を活性化し、思考を導く
chapter 06 発言を引き出し、理解する
chapter 07 発言を深く理解する
chapter 08 議論を方向づけ、結論づける
chapter 09 対立をマネジメントする
chapter 10 感情に働きかける
chapter 11 ファシリテーションは「合気道」
【著者紹介】
吉田 素文(ヨシダ モトフミ)
グロービス経営大学院教授
1964年生まれ。立教大学大学院文学研究科教育学専攻修士課程修了。ロンドン・ビジネススクールSEP修了。大手私鉄会社勤務を経て、2000年よりグロービスに参画。グロービスでは研修・クラスの品質管理、社内外の講師の管理・育成を統括。ケースメソッドなどインタラクティブなティーチング方法論を専門とし、実践的なティーチングメソッドの研究・実践により、多数の質の高い講師・クラスを生み出している。また論理思考・問題解決・コミュニケーション・経営戦略・リーダーシップ・アカウンティングなどの領域を中心に、プログラム・コンテンツ開発を行うとともに、グロービス経営大学院での講義、および大手企業でのアクションラーニング・セッションのファシリテーターを多く務める。共著書に『MBAクリティカル・シンキング』(ダイヤモンド社)がある。
内容説明
会議や議論の場でチームの力を引き出し、どう成果をあげていくか?そのためのファシリテーターの頭の中をどう作るか?すぐに実践できるノウハウが満載。
目次
ファシリテーション―変革リーダーのコアスキル
1 仕込み―あるべき議論の姿を設計する(議論の大きな骨格をつかむ;参加者の状況を把握する;「論点」を広く洗い出し、絞り、深める;合意形成・問題解決のステップでファシリテーションを実践する)
2 さばき―議論を活性化し、思考を導く(発言を引き出し、理解する;発言を深く理解する;議論を方向づけ、結論づける;対立をマネジメントする;感情に働きかける;ファシリテーションは「合気道」)
著者等紹介
吉田素文[ヨシダモトフミ]
グロービス経営大学院教授。1964年生まれ。立教大学大学院文学研究科教育学専攻修士課程修了。ロンドン・ビジネススクールSEP修了。大手私鉄会社勤務を経て、2000年よりグロービスに参画。グロービスでは研修・クラスの品質管理、社内外の講師の管理・育成を統括。ケースメソッドなどインタラクティブなティーチング方法論を専門とし、実践的なティーチングメソッドの研究・実践により、多数の質の高い講師・クラスを生み出している。また論理思考・問題解決・コミュニケーション・経営戦略・リーダーシップ・アカウンティングなどの領域を中心に、プログラム・コンテンツ開発を行うとともに、グロービス経営大学院での講義、および大手企業でのアクションラーニング・セッションのファシリテーターを多く務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ehirano1
Yuma Usui
鱒子
k5
ふ~@豆板醤