技術屋の王国―ホンダの不思議力

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  • サイズ 46判/ページ数 392p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492502938
  • NDC分類 537.067
  • Cコード C3034

出版社内容情報

シビック+翼…
空飛ぶ自動車に30年以上前に挑戦したホンダ

ホンダは、じつに不思議な会社である。
なぜ、二輪、F1レースで世界の頂点にのぼりつめたばかりか、「ASIMO」やホンダジェットなど数々の“奇跡”を引き起こすことができたのか。
トヨタ、フォルクスワーゲン、GMのように世界のビッグスリーの一角を占めるわけではない。年間の世界販売台数はおよそ500万台で、1000万台のビッグスリーの半分に過ぎない。当然、研究開発費は、超巨大企業に比べて潤沢とはいえない。であるのに、ホンダには、「世界初」「世界一」「日本初」といった技術、製品が少なくない。
ホンダは、世界の最先端技術分野で、なぜか次々と成果を生み出す「不思議力」を備えた企業である。

数々の奇跡を引き起こす不思議力の源泉に迫る。

内容説明

シビック+翼―空飛ぶ自動車に30年以上前に挑戦したホンダ。バイク世界首位、F1レース、ロボット、ジェット機開発…数々の奇跡を引き起こす不思議力に迫る。

目次

第1部 荒唐無稽の目標を設定する
第2部 「絶対価値」を追究する
第3部 独自の開発哲学に翻弄される
第4部 つくったら終わりからの反転攻勢
第5部 封印された悲劇のエンジン
第6部 技術をいかにビジネスにするか
第7部 黒字化するのはいつの日か
第8部 AIが切り開く新“モノ・コトづくり”

著者等紹介

片山修[カタヤマオサム]
経済ジャーナリスト、経営評論家。愛知県名古屋市生まれ。2001年~2011年までの10年間、学習院女子大学客員教授を務める。企業経営論の日本の第一人者。経済、経営、政治など幅広いテーマを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Porco

18
30年にわたるホンダジェットの開発物語。さすが、長年ホンダを取材している著者だけあって、ストーリーラインはよく整理されていてわかりやすいし、登場する社員たちの描写も面白い。レシプロ機用のエンジンの開発者など、ホンダジェットの影に隠れてしまった人たちにもしっかりと目を向けています。2021/07/29

yyrn

8
「限界を超える目標でなければ技術のイノベーションは起こらない」というホンダの開発者たちの矜持。88年にF1で16戦中15勝という圧勝を一つの頂点として基礎研究センター(F研)を立ち上げ、①飛行機、②ロボット、③自動運転、④重量1/2の車の研究を社内的にも秘密裏に開始したといい、その中の小型ジェット飛行機の開発を中心に話は進む。着手から10年で日の目を見て、そこからさらに紆余曲折が続き20年の歳月がかかって実用化に至る道のりは読んでいてその苦労が偲ばれる。22年間ホンダのクルマに乗っていることを誇りに思う。2017/12/30

Koki Miyachi

8
夢とモノづくりを一途に極めた本田宗一郎のスピリットをもとに、ホンダジェット、ASIMO、バイク世界一、F1ワールドチャンピオンシップ、CVCCエンジンなど唯一無二の成果を次々とモノにしてきたホンダ。航空機をつくるという困難な目標に向けて、50年以上もの間続いた粘り強いホンダの技術者たちの努力の軌跡である。こうして独創的なビジネスジェット「ホンダジェット」が誕生した。幾多の困難をものともせず、夢に愚直に取り組む男たちの生き様に感動。ホンダスピリットに思いを馳せて一気に読み切った。2017/11/06

前田まさき|採用プロデューサー

7
宗一郎は口グセのようにいった。「研究所は技術を研究するところではない。人を研究するところだ」〝人〟を研究し尽くし、〝人〟が喜ぶものは何かを考え尽くし、それに応える技術を研究し開発する。それが、本田技術研究所だ、と。「研究所を独立させたことは、創業者のワイズダム(知恵)でした。新しいアイデアやデザイン、技術こそが競争力の源泉であり、エンジニアやデザイナーが研究開発に没頭できる環境やマネジメント体制が重要と考えたのです」と、現本田技術研究所社長の松本宜之は語る2021/02/13

ニッポニテスは中州へ泳ぐ

6
☆=3/5 一読して、なるほど航空業界というのは医療業界にも似た保守性を持つのだなと痛感(命預かる仕事なので)。そんな航空業界へ、ろくにノウハウもないままエンジン技術一つで挑んだホンダ。その紆余曲折を軸に「車とバイクだけじゃない」ホンダの歴史が描かれる。 そんな奮闘を経た結果「機体とエンジン両方」を手掛ける希有な航空機メーカーとして今のホンダがある。 グーグルとの提携という選択も、ソフト産業に足りないハード面を補完するパートナーとして生き残るという戦略か(ウォルマートがアマゾンと組んで生き残ったような)2021/10/21

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