ITナビゲーター〈2017年版〉

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ITナビゲーター〈2017年版〉

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784492502853
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3034

出版社内容情報

IoT、人工知能等々がもたらす近未来を徹底予測!「デバイス」「ネットワーク」「プラットフォーム」など市場の構造変化も予想。2022年に向けて、ICT・メディア市場で何が起こるのか?

AI(人工知能)、IoTで日本企業はチャンスを活かせるか?
IT市場の成熟、構造変化の先を徹底予測!

携帯電話業界の構造改革の行方は?
巨大SNSプラットフォームの勢力図はどうなるのか?
AI(人工知能)の発展と日本企業が進むべき道は?
VR(仮想現実)が描く新たな現実とは?

本書では、「デバイス」「ネットワーク」「プラットフォーム」「コンテンツ配信」「ソリューション」など、従来の市場領域の発展と統合、境界が曖昧になっていることを鑑みて、2016年以降を見越した構造変化を予想している。

市場成長の重心は、通信をはじめとする基本的なサービスから、コンテンツやアプリケーションなどの上位階層やスマートデバイスに代表される新世代ハードウェアへと急速にシフトしている。
携帯電話やインターネットアクセスといった基本的な通信ネットワークサービスの導入が飽和に近づく一方で、急速に普及したスマートフォンによるコンテンツ配信、ソーシャルメディアといった新サービスも確固とした地位を占めるに至っている。
利用者や新たなニーズを先導しているのは、第1にスマートフォンであり、これをテレビ、タブレット端末、さらには社会インフラが追随する構図となっている。
加えて、ITバブル期に喧伝されたインターネット企業のいわゆる「勝ち組」企業は、ネット・非ネットビジネスの双方の世界において、大きな地位を占めており、国境を越えた展開とあわせて、既存のメディア産業と比肩しうる存在となっている。
一方で、日系大手エレクトロニクス企業の多くは、2010年代においても市場の変化対応に出遅れており、いまだ苦境にあることも否定できない。IoTやAI(人工知能)などでの巻き返しが期待される。

IT市場は、成長と衰退が目まぐるしく入れ替わる。成長機会も大きいが同時に事業リスクも大きな事業環境である。加えて、海外市場や社会インフラ連携などの新たなフロンティアをかたち作るための具体的な行動が求められている。

IT市場の主要分野を対象とした市場予測を行う本書は、市場の見極めや事業戦略の立案に必読の一冊。


【主要目次】
第1章 2022年に向けてICT・メディア市場で何が起こるのか
第2章 デバイス市場
第3章 ネットワーク市場
第4章 プラットフォーム市場
第5章 コンテンツ配信市場
第6章 ソリューション市場

【主要目次】
第1章 2022年に向けてICT・メディア市場で何が起こるのか
 携帯電話業界の構造改革
 巨大SNSプラットフォーム
 AI(人工知能)の発展と日本企業の進むべき道
 VRが描く新たな現実
 ブロックチェーンは社会のあり方を変えるか

第2章 デバイス市場
 携帯電話端末/タブレット端末・電子書籍端末/次世代テレビ/産業用イメージングデバイス/車載情報端末/ウェアラブル端末/B2Bロボット/3Dプリンター

第3章 ネットワーク市場
 固定ブロードバンド回線/モバイルキャリア・ワイヤレスブロードバンド、公衆無線LAN

第4章 プラットフォーム市場
 E2C EC/スマートペイメント/インターネット広告/ポイント

第5章 コンテンツ配信市場
 ゲーム/電子書籍・雑誌・新聞/動画配信/放送・メディア

第6章 ソリューション市場
 クラウドサービス、データセンター、法人ネットワーク/IoT/デジタルサイネージ/情報セキュリティ

野村総合研究所 ICT・メディア産業コンサルティング部[ノムラソウゴウケンキュウショ アイシーティーメディアサンギョウコンサルティングブ]
野村総合研究所 ICT・メディア産業コンサルティング部(ノムラソウゴウケンキュウショ アイシーティーメディアサンギョウコンサルティングブ)

内容説明

AI(人工知能)、IoTで日本企業はチャンスを活かせるか?IT市場の成熟、構造変化の先を徹底予測!

目次

序章 真のICT先進国への道筋
第1章 2022年に向けてICT・メディア市場で何が起こるのか
第2章 デバイス市場
第3章 ネットワーク市場
第4章 プラットフォーム市場
第5章 コンテンツ配信市場
第6章 ソリューション市場

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

78
野村総研による、ICTに関する技術あるいはその利用動向がどのようになっているかの分析・予測です。20年近く前からこのようなのを出していますが予測と実際がどのようになっているかを知りたい気もします。最近は非常に動きがかなり大きく、人の動向や働き方も大きく変わっていると思われます。このようなものを時たま読むのも参考になります。2017/08/20

牧神の午後

8
毎年毎年継続して出していることにまずは感謝。特にIoTやデジタルマーケティング・オムニチャネルなど、使い古された言葉だけどユビキタスなITが技術的には整っていく一方で、初期段階でのコスト高な部分はもとより、簡単に繋がるがゆえのせきゅりてぃのもんだいをどうするのか?という問題提起もされいて、5年後に内容が合っている・合っていないを置いといて、流石だと感心させられる。−−のが悔しい(笑)2017/02/28

たいそ

7
IT市場の動向分析と予測。2017年版で印象に残ったのはAI、VR、ブロックチェーン。IoTは以前ほど「何が出てくるのかな」というような興味をそそられる感じがなくなった。「人の創造力が必要とされていた分野にも、いずれAIが侵食していくだろう。」そういえば、すごく違和感があった「トラヒック」という用語が2017年版から「トラフィック」になった。2017/03/16

Kazyury

4
図書館で待たずに読めたのは2017年版なので、2年ほど古いのかな。 「日本企業の成長」という視点が自分には欠けているせいか、違和感を覚える記述が無くはないが、それは枝葉末節。また、執筆者によって記載のレベル感が違うのもある程度致し方ないという事でそこも瞑目、とするとICTそのものに加えて隣接する領域の現状とそのトレンド予測は、全体を概観する目的では極めてわかりやすく有意義。 定点観測的に継続して公表していること自体が価値ある成果だと思う。執筆者陣に感謝。2018/05/19

Kentaro

3
モバイル、ソーシャル、AI、ブロックチェーン、シェアリングエコノミー、IoTなどのホットなバズワードから、デジタルサイネージやテレビやゲームのプラットフォーム、情報セキュリティに至るまで、世間一般的にICT活用として、一通り理解しておくべきテーマが分かりやすく解説されています。2016/12/23

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