出版社内容情報
気鋭の研究者が中国の「新消費」・「新ブランド」・「新市場」を徹底解説!
日本人がまだ知らない一歩先の中国ビジネスとは?
「世界の工場」から「世界の市場」へと変貌した中国ですが、「常に変化し、唯一、変化していないのが変化していること」と感じる読者の方が多くいると思います。
想定外の出来事が次々と起きており、予測不可能な時代だと言われていますが、そのなかから確実性を見つけ、一歩先の中国ビジネスを考察するのが本書の役割です。
【豊富な事例】
〈健闘する日本企業〉
ユニクロ/ニトリ/明治/資生堂/蔦屋書店/村田製作所・・・
〈揺らぐ海外ブランド〉
メイベリンニューヨーク/ZARA/H&M/GAP/イニスフリー/サムスン・・・
内容説明
想定外の出来事が次々と起きており、予測不可能な時代だと言われていますが、その中から確実性を見つけ、一歩先の中国ビジネスを考察するのが本書の役割です。読者の皆様にとって2030年代への扉となり、これからの中国ビジネスを知るためのヒントが得られる一助になることを願っています。
目次
第1章 中国の新発展戦略―真の「世界の市場」へ(中国経済の成長は順調だったのか;消費をけん引する所得層の変容 ほか)
第2章 新たに誕生する9億人超のマーケット「下沈市場」(都市化の進行と変容;発展途上地域で起こっていること ほか)
第3章 「デジタル世代」・「下沈層」・「愛国消費主義者」細分化する消費(消費の主役となるデジタル世代;「下沈層」の台頭 ほか)
第4章 中国新興ブランドの成長(高まる中国志向;なぜ新興ブランドが躍進しているか ほか)
第5章 中国市場の魅力と攻略(揺らぎ始めた海外ブランドの中国市場シェア;健在する日本流とナショナリズムの台頭 ほか)
著者等紹介
趙〓琳[チョウイーリン]
株式会社伊藤忠総研産業調査センター主任研究員。中国遼寧省瀋陽市出身、2002年に来日。2008年東京工業大学大学院社会理工学研究科修了、イノベーションの制度論、技術経済学にて博士号(学術)取得。早稲田大学商学学術院総合研究所、富士通総研を経て2019年9月より現職。中国のニューエコノミーと産業動向、特にデジタルイノベーションとその社会・経済への影響に関する研究を行い、プラットフォーマーやテックベンチャーなどの先端企業に詳しい。近年は中国市場の変容や消費分野のイノベーションに注カ。メディア寄稿・講演多数。早稲田大学商学部にて「中国ビジネス論」を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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