夜勤事件―Ｃｈｉｌｌａ’ｓ Ａｒｔノベライズ集

東 亮太【著】/Ｃｈｉｌｌａ’ｓ Ａｒｔ【原作・監修】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2024/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 416p／高さ 19cm
• 商品コード 9784047379893
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

大学生の田鶴結貴乃は生活費を稼ぐため、コンビニで高額時給の深夜バイトを始めた。だが初出勤にもかかわらず先輩の船橋は早々に退勤し、いきなりワンオペの夜を過ごすことになってしまう。そこへ降りかかる奇妙な出来事の数々。謎の忠告をしてくる客。故障なのかひとりでに開閉を続ける自動扉。そして自分宛に届いた謎のビデオテープ。テープの差出人は不明で、再生してもただ暗闇が映るばかり。さらにその後も毎晩奇怪なトラブルが相次ぎ、ついには自宅にまで差出人不明のビデオテープが送られてきて――。奇妙なコンビニで起こり続ける異変を追う『夜勤事件』ほか、『閉店事件』『夜間警備』『誘拐事件』『パラソーシャル』の計五編を収録！

内容説明

大学生の田鶴結貴乃は生活費を稼ぐため、コンビニで高額時給の深夜バイトを始めた。だが初出勤にもかかわらず先輩の船橋は早々に退勤し、いきなりワンオペの夜を過ごすことになってしまう。そこへ降りかかる奇妙な出来事の数々。謎の忠告をしてくる客。故障なのかひとりでに開閉を続ける自動扉。そして自分宛に届いた謎のビデオテープ。テープの差出人は不明で、再生してもただ暗闇が映るばかり。さらにその後も毎晩奇怪なトラブルが相次ぎ、ついには自宅にまで差出人不明のビデオテープが送られてきて―。奇妙なコンビニで起こり続ける異変を追う『夜勤事件』ほか、『閉店事件』『夜間警備』『誘拐事件』『パラソーシャル』の計五編を収録！！！！！

著者等紹介

東亮太［アズマリョウタ］
第１０回スニーカー大賞『マキゾエホリック』にてデビュー。その後、妖怪やモンスターをあつかったライトノベルやノベライズで活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

チラズアートというインディーズゲームのノベライズ。チェーンであるチラズコーヒーの一店舗で緩〜く繋がる短編集。主人公たちがよく描き込まれているのは高評価。『夜間警備』の主人公はなかなかのヒトデナシだし『バラソーシャル』の彼女は危機管理能力が低すぎて、ちょっとムカつくが、そこは作者の術中だろう。怖さで云うと『夜間警備』の異界感が群を抜く。フロアを上がる毎に徐々に増す怪異。お気に入りは『閉店事件』。魅力的な主人公がストーカーに迫られるが、周りを見れば皆怪しい人物ばかりで・・・。彼女は切り抜けられたのかな！？

2025/07/06

[ででんでん]

ホラーゲームのノベライズ。こんなジャンルがあるんだ～と、手にとってみた。おもしろくないわけではなかったが、物足りなさあり。自分向きではなかった。

2025/02/25

[雨]

面白かった。淡々としているようでいて読んでいるうちにゾッとしてきたり。てかワンオペきついねぇ。

2024/07/02

[スプリント]

インディーズホラーゲームメーカの雄。チラズアート作品のノベライズ集。プレーしてから読むほうがよいかもしれないです。 おすすめは異常な世界に入り込む夜間警備と夜勤事件。 ゲームとしてはプチカフェシュミレータも遊べる閉店事件。

2025/03/28

[碧海いお]

同名のゲームのノベライズ。 題名の「夜勤事件」の他に「閉店事件」「夜間警備」「誘拐事件」「パラソーシャル」と短編5本収録されている。 帯を見て、今どきビデオテープを再生できる環境の大学生なんて何割いるんだ？と思ってましたけど、案の定時代背景が00年代でした。 ホラーゲームらしく、後味が悪い話がある。

2024/10/14