世界インフレ襲来

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世界インフレ襲来

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492395554
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C3033

内容説明

資源価格高騰のなか、グローバル経済はどう動くか。震災後の日本は、不況下の物価高や国債増発による金利上昇を避けられるのか。

目次

第1章 インフレへと向かう世界の潮流
第2章 原油高騰の衝撃
第3章 円高への防波堤はあるか?第4章 米国は「長期構造不況」ではない
第5章 中国経済の光と影
第6章 東日本大震災後の日本経済
第7章 日本経済再生には何が必要か
第8章 日本国債暴落は避けられるのか
第9章 世蟹インフレ下での資産防衛戦略

著者等紹介

熊谷亮丸[クマガイミツマル]
大和総研チーフエコノミスト。1966年生まれ。1989年東京大学法学部卒業後、日本興業銀行(現みずほFG)入行。同行調査部などを経て、2007年大和総研・シニアエコノミスト。2010年より現職。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(旧興銀より国内留学)。財務省「関税・外国為替等審議会」専門委員、参議院予算委員会調査室客員調査員等の公職を歴任。大阪経済大学非常勤講師。各種人気投票で、エコノミスト、為替アナリストとして、合計7回、1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メルセ・ひすい

2
15-90 中国経済は当面高成長が続く??日本はクラウディングアウトが発生する。トップリーダーに期待する?⇒絶対無理! 欧州のソブリンリスクがヤヴァァイ!東日本大震災の混乱が一巡すると、2012年いっぱいは株価の上昇が期待される。でも悪性スタグフレーションがっ!2015~2020年までに財政再建がなければ「国債暴落」。世界経済の潮流はインフレへ。資源価格高騰のなか、グローバル経済はどう動くか。震災後の日本は、不況下の物価高や国債増発による金利上昇を避けられるのか。人気エコノミストによる、インフレへの警鐘。2011/11/29

koji

1
デフレが進行する中「今インフレ論?」という感じでしたが、日銀が事実上「インフレ目標」を掲げ現実味を帯びてきました。本書は2011年7月に書かれているので、その後の情勢に当たり外れはありますが、概ねシナリオ通りに進んでいくように思えます(2012年2月に中国が景気過熱を懸念して利下げに踏み切った点をどう評価するかは難しいですが)。著者の提言はバランス論で迫力不足に思えます。しかし最近の「税と社会保障の一体改革」の議論を聞くにつけ、著者が言うように最後は「日本人の民度」に行き着きます。良書です。2012/02/14

mrbackdrop

1
著者熊谷氏は、アラブや欧州の激動を、リーマンショック対応のため、各国政府の金融量的緩和が、食物・燃料価格の高騰を招き、それがアラブで革命となったと指摘した。つまりソーシャルメディアは実現の手段であり、原因は物価高だと説明。なるほどと感銘を受けた。本書は、円高・デフレについては、世界経済の潮流はインフレ。日本もそうなると指摘。更に日本は震災以降の電力不足や原油高などで、インフレ+不景気の「スタグフレーション」の可能性も。円高は円安へ。経常黒字の縮小。長期金利上昇。経済学を学ぶ上でも非常に参考になる一冊。2012/01/13

せとかよ

0
いつも思う事だケド、日本人って世界から見ると、結構不思議な国民なんだろうな、と感じる。普段はあんまり見せないだけで、本当は日本人って、愛国心とナルシストの塊なんじゃないかな。なぜか分からないケド、自分の住んでる国に対して、すっごい自信と信頼を持ってる気がするから。…かっこつけたがりなのかな?2011/10/23

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