出版社内容情報
世界同時バブルの崩壊で、日本経済は未曾有の大不況に突入する! 波乱必至の2015年を徹底予測。
安倍バブル崩壊へ――。円安、大増税、所得減‥‥戦後最悪の「危機の連鎖」が日本を襲う。
予想される景気失速、株価急落、大量失業。まさに正念場を迎えた日本経済を徹底予測する。
いまの日本経済は、人間で言えば「息が止まりそうな」状況だ。消費や企業の設備投資、住宅投資、そして輸出と、まさに総崩れと言ってよい。あとは公共投資くらいだが、これも我が国の危機的な財政状況から、そう多くは望めない。日本経済には、経済を成長させるエンジンが一つもなくなってしまったのだ。
このような状況で、消費税を10パーセントにしたら、先のリーマン・ショック以上の危機に陥る可能性が大きい。今回は、成長エンジンがみな奪われてしまっているわけで、一時的なショックで済む保証はどこにもない。それどころか、一気に「負のスパイラル」が生じ、大不況へと突入する懸念が強いのだ。(本文より)
序 章 第1次世界大戦前と酷似している現代の世界
第1章 成長のエンジンをすべて失った日本経済
第2章 アベノミクスの「成長戦略」に見える危険な本質
第3章 金融バブルにすがるしかない米国経済
第4章 デフレ突入の瀬戸際に追い詰められた欧州経済
第5章 大疾走が終わる時:新興の勢い萎える新興勢
【著者紹介】
高橋 乗宣(タカハシ ジョウセン)
経済評論家
1940(昭和15)年広島県生まれ。1970年東京教育大学(現筑波大学)大学院博士課程修了。大学講師を経て、1973年三菱総合研究所に入社。主席研究員、研究理事、顧問、明海大学教授、相愛大学学長を経て、現在は母校の理事長を務める傍らコラム等を執筆。主な著訳書に『通貨の興亡』(PHP新書)、『デフレの恐怖』『世界恐慌の襲来』『2014年 戦後最大級の経済危機がやって来る!』(以上、東洋経済新報社)などがある。
内容説明
安倍バブル崩壊へ。円安、大増税、所得減…戦後最悪の「危機の連鎖」が日本を襲う。
目次
序章 第一次世界大戦前と酷似している現代の世界
第1章 成長のエンジンをすべて失った日本経済
第2章 アベノミクスの「成長戦略」に見える危険な本質
第3章 金融バブルにすがるしかない米国経済
第4章 デフレ突入の瀬戸際に追い詰められた欧州経済
第5章 大疾走が終わる時:新興の勢い萎える新興勢
著者等紹介
高橋乗宣[タカハシジョウセン]
1940年(昭和15)年広島県生まれ。1970年東京教育大学(現筑波大学)大学院博士課程修了。大学講師を経て、1973年三菱総合研究所に入社。主席研究員、研究理事、顧問、明海大学教授、相愛大学学長を経て、現在は母校の理事長を務める傍らコラム等を執筆
浜矩子[ハマノリコ]
1952(昭和27)年生まれ。一橋大学経済学部卒業。1975年三菱総合研究所入社後、ロンドン駐在員事務所長兼駐在エコノミスト、経済調査部長などを経て、2002年より同志社大学大学院ビジネス研究科教授。専攻はマクロ経済分析、国際経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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