出版社内容情報
人々が安心して暮らせる社会をどう実現するか。女性労働のあり方や退職後の生活保障など、さまざまな視点から今後の企業福祉のあり方を論じる。
内容説明
企業の活力維持と多様な働き方の実現をどう両立させていくか。企業福祉を再構築するための視座を、国際比較や実証分析に基づき提示する。
目次
なぜ、いま、企業福祉なのか
第1部 企業は福祉にどこまで関与すべきか(企業、福祉からの撤退あってよい;企業別社会保険代行機関の可能性と限界―健康保険組合、厚生年金基金の役割と社会保障改革)
第2部 女性労働を支援する制度設計とは(就業支援政策の長期的効果―育児期のキャリア形成という視点から;育児休業法と女性労働 ほか)
第3部 企業年金のあり方とは(確定給付年金と確定拠出年金の望ましい組合せ;日本の年金基金によるコーポレート・ガバナンス活動の可能性 ほか)
著者等紹介
橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
京都大学大学院経済学研究科教授。経済産業研究所ファカルティ・フェロー。ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学助教授を経て現職
金子能宏[カネコヨシヒロ]
国立社会保障・人口問題研究所社会保障応用分析研究部室長、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科客員助教授、元経済産業研究所客員研究員。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士
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