出版社内容情報
近年、東アジア各国は、政治的・経済的な結び付きをいっそう深めている。それによって、どのような新しい課題を生み出されているのか。理論的・実証的に解明する。
内容説明
統合の深化と拡大は何をもたらすのか。政治学・経済学の最新の知見による総合的分析。
目次
本書の課題と構成
第1部 地域統合とは何か(経済統合のミクロ的基礎理論;金融における地域統合の意義;EU・欧州地域統合と新しい政治経済学:プリンシパル・エージェント関係と新制度論を中心として)
第2部 地域統合の理論的分析(アジアにおける経済統合と安全保障;政策協調とグローバル化にともなう厚生上の諸問題;非公式ガヴァナンスの解剖:国際安全保障制度と紛争解決)
第3部 地域統合の諸問題:アジアを中心に(国際反ダンピング政策:限界と改革;開発途上国における技術移転政策について:比較制度的視点からみた中国の事例;東アジア自由貿易協定(FTA)と機能的協力課題)
著者等紹介
薮下史郎[ヤブシタシロウ]
1943年生まれ。イェール大学大学院博士課程修了。Ph.D.(経済学)。東京都立大学・横浜国立大学の助教授・教授等を経て、早稲田大学政治経済学術院教授
清水和巳[シミズカズミ]
1961年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。経済学博士(フランス、グルノーブル大学2、1998年)。早稲田大学政治経済学術院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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