出版社内容情報
警察学校を首席で卒業した五十嵐いずみに課せられた仕事は、なぜか資料整理という地味な作業。しかしある日、パソコンの画面が発する光に包まれたいずみは、自分が一九八五年の署長室にいて、署長の身体に憑依していることに気づく。ちょうど署では、資料で目にしたばかりの未解決事件捜査の真っ只中。いずみは“一日署長”として、現場に赴くことになるのだった……!
【目次】
内容説明
警察学校を首席で卒業した五十嵐いずみに課せられた仕事は、なぜか資料整理という地味な作業。しかしある日、パソコンの画面が発する光に包まれたいずみは、自分が一九八五年の署長室にいて、署長に憑依していることに気づく。ちょうど署では、資料で目にしたばかりの未解決事件の捜査の真っ只中。いずみは“一日署長”として、現場に赴くことになるのだった…!
著者等紹介
大倉崇裕[オオクラタカヒロ]
1968年京都府生まれ。学習院大学法学部卒。’97年「三人目の幽霊」が第4回創元推理短編賞佳作となる。’98年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞。落語や登山、特撮や怪獣、海外ドラマなど幅広い分野に造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
petitlyz
18
2年ほど看護師として勤務した後、警察学校に行き、警視庁に転職した五十嵐いずみ。配属されたのは史料編纂室。見た目大変に旧式なパソコンに捜査資料の入力がお仕事。パソコンにはポルタという名前がついてる。「犬は知っている」の中で登場したのはこの人だったのかと思った。入力していると、なぜかポルタが光っていずみがタイムスリップして、1日だけその事件の署長の脳内に入って捜査してしまう。5話に分かれていろんな年代に行くいずみ。面白かった。2026/01/18
NAOAMI
10
資料整理という地味な職場に配属された新人警官いずみ。しかし気になる未解決事件や、現代の事象を左右する大元の事件があった時代にタイムスリップして一日限定で当時の署長の体に入り込むという特殊設定。事件後の事実を予習(復習?)してからの過去行きであるメリットと警察学校主席卒業の頭脳が相まって解決に向かうミステリ展開が読み処。おじさんに憑依するいずみの内面も面白いし、決して畏怖されているだけではない署長の扱われ方も色々あって笑える。解決して戻り堂々と過去を変えちゃって良いんだろうか笑。関係者のその後…確認もヨキ。2025/12/24
ブランノワール
6
面白かったです2025/12/14
透矢
3
一日署長、の意味がよくわかる。確かに一日署長。タイムリミットがうまいことあってその中で頑張る主人公。特殊設定なのだけどそれが全然都合よくなくて、あとなんだかんだで各時代の人たちが協力的で良い。続きそうなので、続き読みたい。2026/01/14
morningglory
1
大倉さんは、大好きな推理作家のひとりです。この本は意外と読み漏れていて、Twitter で同じく好きな作家さんに勧められて読んでみました。SFチックな設定ですが、短編集で妙にリアルなところもあり、楽しめました。何より、若い女性がおやじの署長になるところの無理くり設定、そしてなったときの違和感の描写が面白かったです。2026/02/10




