出版社内容情報
日本自動車産業の産業組織研究の国際的に評価を得た研究成果。下請企業バッファ論を打破し、中核企業と供給企業の革新的適応メカニズムを明示した画期的研究書。
内容説明
日本の企業システムに対する冷徹な楽観論。
目次
本書の課題と構成
第1部のための序論
日本の大企業の中の職場組織と昇進管理―ある大手自動車メーカーの事例
日米比較への展開―技能のタイプと組織戦略の補完性
継続的部品取引を統御する契約的枠組み
関係的技能の構造・深さ・次元
部品取引関係の比較制度的特性
中核企業によるサプライヤーのリスクの吸収―一個別企業データを用いた自動車産業の計量分析
生産・販売システムにおけるコーディネーションの比較分析
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- 和書
- 生成する李白像