内容説明
平成12年度から施行される幼稚園教育要領の改訂にあたって、生きる力の基礎を培うために「ねらい」「内容」の改善の重点の一つに「心身の健康を培う活動を積極的に取り入れるとともに、幼児期にふさわしい道徳性を生活の中で身につけるよう指導を充実すること」また「自然体験、社会経験など直接的、具体的生活体験を重視すること」をあげている。特に心と体の健康の領域「健康」では、内容の取扱いで「自然の中で伸び伸びと体を動かし、興味や関心が戸外に向くようにすること」が示されている。また基本的な生活習慣の形成についても示された。これらを踏まえて本書の関連する部分の改訂を行った。
目次
第1章 幼児の健康教育と領域「健康」(幼児の健康の意義;領域「健康」)
第2章 子どもの心と体の健康(子どもの体と健康;子どもの心と健康)
第3章 子どもの活動と指導(子どもの生活と身体活動;全身的な活動(遊び)と生活の活動の指導
園庭の遊びと指導 ほか)